初天神へ

来客があり、かたづけ・掃除などに手間取るうちに、この日が25日で、初天神であることをすっかり忘れていました。薄暗くなってきた5時半過ぎに、お参りに出掛けようと思い立ちました。

東寺の弘法さんは朝早くから、北野の天神さんは夕方にもという言葉があることを思い出したからでもありました。後に見たいテレビの番組もありましたので、くるまでとも思いましたが、やっぱり歩くにしかずと速足で進めました。

かなりの昔、今は下京区の梅小路公園の片隅で動態保存されているチンチン電車が走っていた道を歩きます。この道は家から天神さんまで、斜めに通っていますので、急げば15分足らずです。

天神さんの大鳥居をくぐると、露天商の方々の中には、店じまいを終わっている方もあります。虫食い状態になっている両側の露店を目にしながら、交互に、牛の頭と自分の頭をなでながら、進めます。

何分、受験のシーズンですので、時間的に遅くてももっとお参りの人々が多いかなと思っていましたが、本殿前に進みましても、人影はそれほど多くありません。二礼・一拍手・一礼の間に、広野幼稚園を卒園している今年の受験生の方々の合格を祈念いたしました。

社務所で伏見人形らしき菅公(菅原道真)の人形と牛の鈴を買い求め、巫女さんと「今日の人出はどうでしたか」などと会話し、小学生の書き初めを見ながら歩を進めます。参道の両側の梅の木は未だ咲いていないはずですが、薄闇を通して見るがあたかも、満開のようにも感じられました。

帰りには、今日のイベントが終わり、真っ暗なエンゼルハウスの受付に立ち寄り、来月すなわち、2月の予定表をゲットしました。それを見ると、2月の11日にはひまわり幼稚園の、14日には衣笠幼稚園・保育園の、広野の音楽会の日でもある21日には吉田幼稚園の、翌日の日曜日には北野幼稚園の、28日には今宮幼稚園のと、京都市内の幼稚園の音楽会・発表会が目白押しでした。

今年は、この2・3か園を見学しようかなと思っています。