この絵本は、おばけのアンリがともだちおばけみんなを晩餐会に招待し、ごちそうをもてなすというお話です。みなさんは、おばけがお料理を食べたらどうなると思いますか?想像してみて下さい。
このおばけ達は、飲み物を飲むとその飲み物の色に、食べ物を食べると色だけではなく、その食べ物の形に次々と変身していきます。どんなステキな料理がでてくるのかは絵本を読んでからのお楽しみ・・・・
年中組でこの絵本を読んだ日のお昼のこと。給食を食べていると、あるグループの子ども達が「みてー、今みんなで梅干し食べたから赤くなったよ!」「次は何にする?」「ほうれん草食べてみようか」とまるで、おばけ達の晩餐会に招待されたようにお昼の食事を楽しんでいました。
おばけというと恐いイメージがありますが、とてもかわいらしく描かれていて、内容もわかりやすいので、2〜3才くらいの子ども達にも楽しめ、親しめると思います。「次はどんな色にかわるのかなあ?」「どんな形に変身するのかなあ?」などと、わくわくした気持ちになって楽しめる絵本です。 Eri
|