いいこってどんなこ?」というタイトルを聞いてになさんはどんなことを考えますか?
誰でもみんないいこになりたいと思いますよね!!“いいこ”でいるとほめられたりもしますしね。でも“いいこ”ってどんなことなんでしょうか??
この絵本の主人公はうさぎのバニーぼうやとおかあさん。
バニーぼうやも“いいこ”とはどんな子なのかずっと考えています。そして、バニーぼうやが「ぜったいなかないのがいいこなの?ぼく、なかないようにしたほうがいい?」とおかあさんにたずねると・・・「ないたっていいのよ。でもねバニーがないていると、なんだかおかあさんまでかなしくなるわ。」とやさしく応えてくれます。
この絵本はこのようなバニーぼうやとおかあさんとの掛け合いで話が進んでいきますが、どんなことをしようとおかあさんはバニーぼうやが宝物で、“いいこ”だからではなくそのままのバニーぼうやが大好きなのです。それは親と子どもの関わりの中で大切なことですよね。この絵本は是非親子で読んでほしい一冊です。(A・H)
|