(社)横浜市幼稚園協会

子育て応援団
絵本の散歩道(絵本紹介のページ)

NO.111 『ねずみくんのひみつ』      
           作:なかえよしえ 絵:上野紀子 ポプラ社 

 この表紙に描かれたタイトルと絵を見て、まずあなたはどんなことを思いますか?きっと「この小さくてかわいいねずみくんのひみつって何だろう〜!?」と知りたくなりますよね!?そして1ページ開くと・・・「だれにだってひとにしられたくないことありますよね」のフレーズに、また、「うん・・・あるよね!」とついつい自分に秘密がなくてもうなづいてしまいそいになりますよね。

 この絵本には、ねずみくん・ねみちゃん・あひるくん・ぶたくん・うまくん・ゾウくんが登場し、お話が「伝言ゲーム」のように進んでいきます。

私も年長のクラスで子ども達とこの本で伝言ゲームをし、“どう伝わっていくのか?”試してみたことがありましたが、その結果・・・私の耳には初めに伝えた言葉と違う言葉が伝わってきました。初めに伝えた言葉を知った子ども達の反応は「えー、そんな事だったのかー!!」大爆笑&ビックリでした。

「伝言ゲーム」で、人に言葉を伝える難しさや言葉の伝わり方の面白さを知った子ども達でした。

 さぁ、本題に戻り・・・ねみちゃんに秘密を見られた事に気づいていないねずみくん。あひるくん・ぶたくん・うまくん・ゾウくんの間で、“ねずみくんのひみつ”がどう伝わっていくのでしょう。1ページ1ページ開くにつれてきっと子どもと同じように「ワクワク・ドキドキ」してきます。

 私はねずみくんシリーズの中でこの“ねずみくんのひみつ”を一番初めに読みました。一度で誰もが“ねずみくん”のとりこになりますよ?お子様だけでなく、大人にも是非読んでほしいお薦めの一冊です。(U)


ねずみくんのひみつ


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