私には、銀座に行く度に必ず足を運ぶ場所があります。
そこは3丁目にある教文館書店“ナルニヤ国”という絵本屋さんです。そこには厳選された質のよい絵本がたくさん並んでいて、心を潤し、時が経つのも忘れて楽しむことができます。どんな絵本を買おうか悩む人にはアドバイザーが丁寧に相手をしてくれます。
先日、そのナルニヤ国でみつけたのがこの絵本です。
ともだちって かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけない
ともだちってすばらしい『あな』でおなじみの谷川俊太郎、和田誠コンビによる絵本です。和田さんの絵は無駄なものがなく、すぐに絵本の世界に引き込んでくれます。この絵本の谷川さんの文は少々、教訓めいていますが、決して堅苦しいものではありません。
ともだちって、ともだちなら、ひとりではどんなきもちかけんか、ともだちはともだちあったことがなくても
全編通していえることは ともだちって すばらしい のひとことにつきます。
だれがともだちだろう、こんなともだちが私にもいるかしら…。
改めて考えさせられました。 他にも『これはのみのぴこ』 最新作『もりのくまとテディベア』などがおふたりによる絵本です。(go)
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