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第44回横浜市幼稚園教育研究大会



      テーマ  「幼稚園教育要領改訂に向けて」
             幼稚園と小学校教育の連続性を考える
           〜 遊びと学びとの関係を実践を通して学ぶ 〜


 真冬とは思えない暖かさの中、第44回横浜市幼稚園教育研究大会、兼、第46回神奈川県私立幼稚園教育研究横浜地区大会が平成19年1月27日(土)県民ホールで開催された。司会者より大会テーマ「心の世紀・ともに育ち合う幼稚園教育を」の紹介の後、昨年亡くなられた会員ならびに幼い命の冥福を祈り、参加者全員で黙祷を捧げた。
 大会運営委員長渡邉眞一先生より「子育て支援とは、まず子どもが育つ支援、つぎに親が育つ支援でなくてはならない。幼児教育と子育て支援という課題を抱える中で、先生方には教育内容の充実と家庭教育力の向上に力を入れていただきたい」と挨拶があった。続いて大会実行委員長内藤義幸先生の挨拶では「協会活動は3000名を超える先生達の研究・研修が柱となっている。子どもが健やかにたくましく育つために、一人ひとりが資質の向上を目指して欲しい」と強く語った。続いて来賓として挨拶に立った前田正子副市長は、昔と比べ今の幼児教育の難しさを話され、参加した教職員にエールを送ってくださった。
その後、本大会に出席いただいた来賓の方々の紹介を行い開会式を終えた。
 引き続き、「幼稚園教育要領改訂に向けて」幼児教育と小学校教育の連続性を考える〜遊びと学びとの関係を実践を通して学ぶ〜をテーマに、全大会が行われた。まず、関東学院六浦幼稚園の伊藤信先生より、『同じ目的に向かう子どもの生活』についての事例発表がなされた。つぎに、横浜市こども青少年局子育て支援部の川村よし子先生より『栽培活動を通しての子どもの心の育ち』の事例発表がなされた。そして、それらを受けて文部科学省初等中等教育局幼児教育課調査官篠原孝子先生の講演が行われた。その中で「幼児期の心を動かす生活や言葉の重視と体験の充実が小学校教育さらには人間としての成長へとつながる」と幼児教育の重要性を述べていた。
 最後に「現場が命である」という閉会の言葉で午前の大会が終了した。


講 師

文部科学省初等中等教育局
幼児教育課調査官

篠原 孝子先生



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