
第48回横浜市幼稚園教育研究大会
第50回神奈川県私立幼稚園教育研究横浜地区大会
『心が響きあう幼稚園教育を』 |
平成23年1月22日(土)に神奈川県民ホールにて第48回横浜市幼稚園教育研究大会並びに第50回神奈川県私立幼稚園教育研究横浜地区大会が開催された。「心が響きあう幼稚園教育を」のテーマのもと行政、県下幼稚園団体、養成校の来賓の方々を迎え、約2,700人の教職員や保護者で会場は埋め尽くされた。
渡邉眞一運営委員長は「この大会が日々研鑽を深めている教員同士の学びあいにより、教育力、保育力の向上につながる機会となればうれしい。本日の学びを子ども達、保護者、地域に返し、幼稚園教育が地域社会の中に根付くようにこれからも努力してほしい」と挨拶された。
続いて金子禎大会実行委員長は「横浜市幼稚園協会は263園が加盟し、それぞれが建学の精神をもって幼稚園教育を行っている。協会では様々な研究・研修を行っている。ぜひ多くの方に参加してもらいたい。本日のこの大会が有意義なものとなり、今後も子ども達の健やかな成長を願い日々研鑽し、保育力を高めてほしい」と述べた。
来賓の山田正人横浜市副市長は挨拶で「横浜の子ども達の健全な成長のため、先生達の日ごろの努力に敬意を表する。社会環境がどのように変化しても、一人ひとりの子どもに合った質の高い教育が求められている。このような状況の中、教育研究大会が開催されることは幼児の健全な成長、幼稚園と家庭や地域社会との連携の強化、さらには教員の資質の向上に大いに寄与するもので大変意義深い。先生達が日々行っている幼稚園教育は横浜の宝である。市でも子育て家庭支援、幼保小の円滑な連携を引き続き実施していく」と話された。
来賓の方々の紹介がされた後、小説家 重松清先生の「ことばの力」と題した講演が行われた。ことばの重要性を改めて認識し、自らのことばの力を磨く必要性を感じた人も大勢いたのではないだろうか。午後は9つの分科会に別れて更なる研鑽を積んだ。

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