横浜の幼児教育を現場で支え続けてきた教員、職員の方々の永年勤続協会表彰が華やかに行われた。20年、15年、10年、5年の教員と教育を縁の下の力持ちとなって支えてきた職員の方々が、次々と登壇して各代表に金子会長から表彰状が授与された。また、勤続40年、30年、25年の教職員の方々の表彰も行われた。今年は378名の方々が表彰された。
引き続き勤続20年、15年の教員の方々に林文子市長より市長表彰が行われ、代表者に表彰状と記念品が授与された。
その後、お祝いの挨拶を来賓の方よりいただいた。まずは、林市長より「幼稚園が幼児教育の礎となっていることを実感し、そして確信している。幼稚園の先生や保護者の皆様の子どもを思う優しさが、人を信頼する心をはぐくむ子ども達の成長につながっている。日々の努力に心より感謝している。横浜市は子育て支援に力を入れ、女性が生き生き と活躍する社会を目指していく。今後も預かり保育を含め皆様のご支援ご協力をお願いする」と話をいただいた。続いて佐藤市会議長が「幼稚園は人格形成に最も重要な時期の子どもが初めて経験する集団生活の場である。幼児一人ひとりの個性や可能性を身近な人や環境とのかかわりを通し伸ばしていく大切な場である。これまでに培ってきたノウハウをもとに引き続き幼児教育にご尽力いただきたい。横浜市議会も皆様もお話を聞きながらサポートしていきたい」と話された。
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来賓紹介に続き、前年度父母会役員の5名を代表し、久保綾子前会長に感謝状が贈呈された後、馬場絵里父母の会連合会副会長より大会宣言案が読み上げられ、満場一致で大会宣言として採択された。続いて受賞者を代表し、二俣川幼稚園秋山美樹先生より「20年の教諭生活の中には楽しい思い出だけではなく、園児との悲しい永遠の別れもあった。
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その経験から子ども達と過ごす日々の大切さを実感した。身近な人の心強い支えに感謝しながら、これからも子ども達に愛情を注ぎ、命の尊さを伝える保育をしていきたい」と謝辞が述べられた。
最後に全員起立して幼稚園賛歌を斉唱し、木元茂副会長の閉会宣言を持って終了した。
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