(社)横浜市幼稚園協会

入園情報
幼稚園見学について

幼稚園見学について

1. 見学については園に問い合わせてください。
幼稚園見学の時期が、年々早まってきて、5月頃から問い合わせがくることがあります。幼稚園選びをあせる気持ちはわかりますが、5月では、まだ入園したての子どもたちが安定していません。やっと、お母さんと離れられた3歳の子どもが、他のお母さんの姿を見て泣き出すことも起こります。
園を見学される場合、どのようにしたらいいか、必ず各園に問い合わせてください。

2. 園の子どもの様子を見てください。
幼稚園見学に来られても、一緒に見学に来られたお母さん同士で話されてばかりいて、園の子どもの様子にほとんど関心を持たれない方がいます。せっかく見学されるのですから、少なくとも子どもたちは生き生きしているのか、保育者はどのように子どもと接しているのかなど、園の様子、雰囲気を見てください。

3. さまざまな場面をみてください。
一度だけの見学で園を決められる場合、その見学の時に、たまたまけんかが起こったり、一人でぽつんとしている子がいてそばに保育者がいないことが起こることがあります。
また、子どものことに十分配慮しているつもりでも、その時の状態で、クラスが騒がしかったり、話を聞けない場合も起こってきます。一度だけ見たことが、その園の保育すべてだと思われると、保育を理解したとはいえません。
さまざまな子がいて、多少の問題は起こっても、その子たちを受け入れながら、2年間や3年間でどのように育てていくかが保育なのです。本来なら、自由に遊ぶ場面、一斉で何かの活動をしている場面、お弁当後の様子、晴れの日、雨の日など、さまざまな場面をみて頂くことがいいのですが、それは園側でも大変です。入園させようと思った園で、疑問に思えたことがあったら、園にそのことを問い合わせるか、時期を変えて、少なくとももう1度、園の様子を見られることをお勧めします。

4. 行事だけで判断しないで
園児募集の時期は、運動会の時期に重なります。運動会という行事一つを取り上げても、園によって、華麗に子どもが演技をすることを見せる園もあれば、子どもが無理せず参加するような運動会を行う園などさまざまです。
さらに、行事と日常の保育の雰囲気が違うこともあります。運動会だけを見て園選びをされるのではなく、普段の保育の様子や保育の方針なども確かめた上で幼稚園を決めて下さい。

5. わからないことは聞いてください。
幼稚園に見学に行って、わからないことがあったら、気軽に園に聞いてください。見学者が多く、直接聞けないような場合は、後で電話をかけて尋ねても結構です。子どもを育てるには、保護者の方と園との信頼関係が不可欠です。
「おむつをしているのですが・・・」といったお母さんにとって話しづらいことも、幼稚園側では当たり前の質問であることも多くあります。あいまいのまま、また不安のまま、入園の日を迎えることのないよう、園には何でも尋ねてみましょう。

6. 最後にお願い、保育の邪魔はしないでください。
見学に来られたお母さん方は、園にとってとても大事なお客さんですが、その一方で、見学があるからといって、日常の保育を疎かにするわけにはいきません。在園する子どもに対してきちんとした保育をすることが幼稚園の使命なのです。
静かにしなければならない保育の時に、見学のお母さん方の話し声が大きく聞こえたり、小さい子が保育の邪魔をしそうな時は、申し訳ありませんが、見学をされるお母さん方の方で配慮をお願いします。お互いに気持ちよく出会えるような見学を心がけたいものです。


入園手続きについて・園選びのアドバイス 幼稚園見学について 補助金のお知らせ


各園の紹介 子育て応援団 幼稚園とは 入園情報 協会の活動 就職情報 協会関係者
ライン