幼稚園の日常

バイキング給食

今日は年中児初めてのバイキング給食でした!

「バイキング給食ってなに?」という子ども達に、「講堂がレストランに変身して、自分でおかずを選んでお皿に盛り付けをするんだよ!」と伝えると、子ども達の目はキラキラ輝き歓声が起こりました。

いつもは体操やサーキットで使用している講堂には、テーブルがずらりと並べられ

流れてくるBGMがまるで本当のレストランに来たような雰囲気を味わうことができ、子ども達からは笑顔が!!

「美味しそう!どれにしようかな?」と楽しむ姿がとても可愛らしかったです。

一人より二人、二人より三人、三人よりもみんなで食べるご飯はいつも以上に美味しかったことでしょう。

食べ終わったあとも、「お手伝いしたい」と張りきる子ども達でした。

 

発見!

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが広野には、たくさんの手作り教材があります。

今日はまた一つ保育に活用できる教材を発見しました!

パソコンで印刷した用紙がシールとして使える商品です。

これを使うことにより簡単にオリジナルのシールを作ることができます。

例えば年少組や満3歳児で取り組んでいるトランプ作り。

今までは無地のトランプに丸シールや市販のシールを使いトランプに貼っていました。

自分で作るトランプは、一味違うようで「今も大切にしてますよ」とお母さまから

お話を聞くこともあります。

そうだ!このオリジナルシールを無地のトランプに、使えば子ども達は、

より楽しめるのではないかと思いつきました。

他にも活用できそうです。保育の幅が、また一つ広げられる喜びを感じながら、

常に色々な物に興味を持ち、アンテナをはりめぐらせ、よりよい保育を行いたいと思います。

研修を活かす工夫

新学期も始まり、一週間が経ちました。

夏休み中には、宇治市私立幼稚園が行う一拍研修から始まり様々な研修に参加させて頂き、

多くのことを得ることができました。

先日8月5日に「目交い(まなかい)」という題名でブログに講師として紹介されている

瀧 薫先生の研修に行って来ました。

前回の研修では、話に聞き入ってしまいスライドで映し出される内容を途中までしか書けず

苦戦しました。

その様子を見て、園長先生が画面を上・中・下に3分割にして板書を行えば

漏らすことなく書き留められるということを提案して下さいました。

そして今回の研修では、前回の反省を活かしさっそく実行に移しました。

運よく3人で研修に受けさせて頂いたので3分割にして板書をするとともに

様々な工夫を用いました。

そのかいあって素晴らしい内容を逃さず園に持ち帰ることができたように思います。

これをもとに今後もっともっと保育を向上できるよう工夫していきたいと思います。

 

 

 

 

 

ふんふんなんだか いいにおい

昨日は2学期最初のノーチャイムデー。年少児も初参加でした。前日に配られたお手紙を片手に、もう一方の手は年中・長児のお兄ちゃん、お姉ちゃんに繋がれて嬉しそうに部屋を回っていました。

さくら組はパン作りに挑戦。家から持ってきたエプロンと三角巾を身に着け、小さなパン屋さんに変身し、生地を捏ねるところからのスタートです。バターの香りに部屋中が包まれるとその香りに誘われて、ほかのクラスの子どもたちも「やらせてください」とやってきましたが、クラス限定なので「自分のクラスの順番まで待っててね」と伝えて帰ってもらいました。

1日生地を寝かせて、今日はいよいよ形作りです。「恐竜にしよう」「音符にする」と思い思いに作っていました。

給食室のオーブンで焼き上げてもらい、大事そうに抱えたり、鼻を近づけたり・・・早速食べてみようと提案したところ、「ヤッター!!」と大喜びな子どももいれば「もったいないから家で食べる」と言う子どももいました。

今頃、いろんなお話をしながら頂いているのかな?オーブンで少し温めるとより美味しさが増すと思いますよ。

 

 

子どもの絵から学ぶ

2学期初めてのどんぐりクラブ物づくりコースが始まりました。久しぶりに子どもたちの元気そうな顔が見られてとても嬉しかったです。

さて今日のテーマは『スクラッチをしよう』でした。

皆さんご存知かもしれませんが、スクラッチとは白い小さく切った画用紙に好きな色のパスで色を塗り、黒色を塗り重ね竹串などでひっかき絵を描く技法のひとつです。

下地をパスのいろいろな色を塗り分けている子ども、縞模様のように色を並べて塗っている子どもと色の塗り方一つでもいろいろな方法が見られました。

 

大人はカラフルな色の上に暗い色を重ねるのに少し抵抗を感じるでしょうが、今日の子どもたちはこれまでの保育の積み重ねや経験からどんどんと色を重ねていました。

見てください。

今日の活動の中で一人の子どもが描いた絵です。

下には電車の運転士さんになりたい、この子が好きな電車の絵が遠近法のように表現されています。

空を見るとなんと、太陽が2つ。『?』と思い話を聞くと天気の移り変わりを表現しているようでした。

『晴れ→雨→曇り・・・』今日の天気の移り変わりのようですね。

広野幼稚園の書類の中にも『時を違えた情景を同一場面に描く』があります。時の経過を一つの画面に表した先輩の子どもにもいたことは、書類上で知っていましたが、それをまさに目の前で見ることができとても嬉しく思いました。

その後もちろん、その感動を全職員で共有したのでした。