忘れ物をホームページの一隅に

持って回った言い方で申し訳ないのですが、広野幼稚園がパソコンの画面を使って落とし物・忘れ物の連絡をしていたのは、現在使っている園児管理システムの一世代前のパソコンでした。その頃は、今のように画像処理が簡単にできる時代ではありませんでしたので、なかなかその現物(状態)を保護者の皆様にお伝えすることはできにくい状態でした。

7・8年前に現在使用しているシステムに変更した際に、この忘れ物・落とし物情報に関する欄(?)が飛んでしまったのでした。最近ようやくこのことに気づき、忘れ物・落とし物欄を広野幼稚園のホームページのフォトシネマ欄に復活するようにいたしました。誠にお粗末なことで申し訳ございません。

“それにしても”の思いがしきりです。現在では、携帯電話の時代が去り、スマートホンの時代に移ろうとし、パソコンの容量の飛躍的拡大によって、画像の転送が日常的になってきているのに、このことに気づかないとは、なかなか人間の頭というものは、都合よく働いてくれないものです。

これ以後は、広野の歴史の一コマの紹介となる訳ですが、現在幼稚園が更新を続けているISO9001(品質管理の国際標準規格)の前には、戦後の日本経済の発展の原動力となったTQC(小グループに分かれての品質改善)活動がありました。この世界において、世の中の大企業(現在のJRやパナソニックなど)に伍して、近畿支部長賞を獲得したことがあったのでした。

そのテーマは“忘れ物を絶滅させよう”でした。このような栄光に輝いた事業所であっても、これを維持することの難しさを改めて感じているところです。