1月2015

女子プロ野球選手が広野幼稚園にやって来た!

今日、広野幼稚園に全国4チームからなる女子プロ野球チーム「フローラ」の3名の選手が、年長児の子どもたちにTボールを教えに来てくださいました!!

IBAF女子ワールドカップに3回出場するなど、日本代表の中心として活躍している小西美加選手は、子どもの頃にお兄さんとした野球が楽しくてこの世界に踏み出されたようです。またお兄さんの小西正則さんも社会人野球選手としてワールドカップに選ばれています。

その小西選手の「野球が楽しい!大好き!」という強い思いで、楽しく教えていただきました♪

そのため子ども達も笑顔いっぱいで、あっという間の楽しい時間を過ごすことができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広野幼稚園のノーチャイムデ-にも「Tボールで遊ぼう」というコーナーがあり、いつもは好きな子どもだけが遊んでいますが、今日初めてやったという女の子たちも「楽しい!もっとやりたい!」と言っていました。

次回のノーチャイムデ-では人気のコーナーになるかもしれませんね♪

 

選手の方々、今日は楽しい時間をありがとうございました!!

皆様の今後のご活躍を楽しみにしております!!

 

サインもいただきました♪

小西選手が教えてくださった「何でも頑張ろうとする気持ちが大切だよ!」という言葉を胸に、私たちも努力を惜しまず頑張ろうと思います!

 

「一年の決まったある日」に読み聞かせする絵本を

ある日のこと、皆勤者・精勤者に御褒美としてお渡しする絵本を選んでいました。

この10年、比較的以前にお渡しした絵本を提供することが多かったので、今年は久しぶりに新しい風をふくんだ絵本にしたいと考え、その絵本の選出にかかったのでした。ただ、言えることは、御褒美と言えど、単にこれがいいだろうという安易な気持ちで選んでいる訳ではなく、それなりに、今後の子どもたちの生活になんらかの良い影響を及ぼすものをと考えているのです。

まず、頭に浮かんだのはコールドコット賞とか、ケートグリンナウェイ賞とか、昔からめんめんと続いている権威ある授賞作の中からとも思いましたが、少し考えが古いかな?と思い返し、今回は“よい絵本の一覧”(全国学校図書館協議会・選定)を使い、この中から選出しようと決めていたのでした。

 

このリスト(50冊ほど)の中から広野幼稚園で子どもたちに毎年読み聞かせしている絵本を除外し、続いて自分が知っている絵本を再読したのでした。しかし、それほど新たに感動する本はありません。

続いて、自分が今までに目を通していない絵本を読んでみることにしました。そうすることで何か別のイメージが浮かぶのではないかと期待したところ、なんと、思わぬ副産物を得ることができました。

それは、この本なら、交通教室が行われた日にとか、この本なら、1月17日の阪神大震災が起こった日にとか、“1年のある日”限定で読み聞かせをすれば、子どもたちの心の奥底により強くその日のことが残っていくだろうと思えるものです。

元々、敬老参観の日などには“はやくあいたいなあ”(絵本館刊行)の絵本の読み聞かせを行っていたことが自分の潜在意識の中にあったのかも知れません。

体幹を鍛える一つの手段

少し昔のワープロやワードでは、体幹という言葉は一気にはでてきません。それだけ、最近になって話題となっていることが多いのではないでしょうか。

北門から入ったところに遊具の一つ、木製の吊り橋があります。最近出入りの業者から聞いたことは、このゆらゆらと左右に揺れる動きにからだをまかせることは、小さい子どもたちにとって足や脚を鍛え、ひいては、体幹を鍛えることにつながっているということでした。

そうして、本日、別の業者と話をしていたなかで、その一瞬ですが、“子どもたちが一列に並んで待っている跳び箱などの時間に、一部の子どもを平均台の上で待たせるのは、非常に体幹を鍛える上で効果がある”という言葉でした。この業者は、ある園の体育活動を見ているときにそう感じたということでした。

それを瞬時に聞き取れたのは、私たち広野幼稚園では、跳び箱の時だけではなく、年中児のサーキッド活動においても、一つの遊具を前に大勢の子どもたちが並んでいるのは、あまり感心した光景ではない(保育密度が薄く)なということを十二分理解していたからでありました。

また、平均台の上でこのようなフォームで待った後は、すぐに跳び箱に挑戦するのではなく、10秒程度、心身を普通の状態に戻してから、取り組ませねばならないということは言うまでもないことです。

さっそく、職員室にいた主任や年長児の体育の領域の責任者を呼び、直接話を聞かせることで、その水平展開をより容易にするよう取り計らったのでありました。

“待ち時間に体幹を鍛える”、来年度からはどのクラスでもこのような光景が見られるようにしたいと思っています。

「お湯、沸いてないよね?」「沸いてるよ」の会話の中に?

「お湯沸いてないよね」と奥さんが尋ねられると「沸いてるよ」と答えられたというご主人。何のことはない会話で幕を開けたのは、今日の朝日放送ラジオ、“おはよう朝日、道上洋三です”です。以後、9分間にわたり、アシスタントの吉田しおり姫との会話が続きました。

結論から言えば、上の会話を聞いて“ピン”と来ないでしょう広野幼稚園の先生は、子どもの言葉や行動をなかなか収集できない方と言えるでしょう。

“お湯、沸いてないよね”と尋ねた奥さんは、次のご主人の“沸いてるよ”の答えに、即座に“ああ、沸いているんだ”と行動を移されたところ、案に相違いして、未だ沸いてなかったので、奥さんが大変怒られたという話でした。ご主人は“沸かしているよ”という現在進行形の意味で気軽に応答されたようです。

今、現在すでに沸いているか、現在進行形であるか、発信によっても違うでしょうし、日本語の微妙なところです。どちらに軍配をあげるかは、人によってさまざまでしょう。正誤の問題ではなく、お互いに理解し合うことはできなくても、譲り合うことが必要なのでしょう。

また、パーソナリティーお二人の会話では、忙しい朝であるか、ゆったりと時が流れる昼の時間帯などによっても、角突き合わす度合いが低いのではないかということでした。なるほどっと思った次第です。

広野幼稚園では、ギネスへの登録が門前払いになった後も、このような会話や行動の行き違いを継続して集め続けています。膨大な逸話をパソコンのエクセルに変換し、できるだけ、短時間で“子どもたちの真の世界をかいま見ることができる”データを作りたいと努力しています。

この作成にかかわっている人間の一人として、どの程度までより良いデータになるかという楽しみが大きいです。

ただ今、このデータの分析に当たりまして、本(本格的雑誌)の編集者(草立て)もしくは、心理学者のご助言がいただけたらと願っています。

“私が”とか、“お知り合いの方”がありましたら、ご連絡ください。

忘れ物をホームページの一隅に

持って回った言い方で申し訳ないのですが、広野幼稚園がパソコンの画面を使って落とし物・忘れ物の連絡をしていたのは、現在使っている園児管理システムの一世代前のパソコンでした。その頃は、今のように画像処理が簡単にできる時代ではありませんでしたので、なかなかその現物(状態)を保護者の皆様にお伝えすることはできにくい状態でした。

7・8年前に現在使用しているシステムに変更した際に、この忘れ物・落とし物情報に関する欄(?)が飛んでしまったのでした。最近ようやくこのことに気づき、忘れ物・落とし物欄を広野幼稚園のホームページのフォトシネマ欄に復活するようにいたしました。誠にお粗末なことで申し訳ございません。

“それにしても”の思いがしきりです。現在では、携帯電話の時代が去り、スマートホンの時代に移ろうとし、パソコンの容量の飛躍的拡大によって、画像の転送が日常的になってきているのに、このことに気づかないとは、なかなか人間の頭というものは、都合よく働いてくれないものです。

これ以後は、広野の歴史の一コマの紹介となる訳ですが、現在幼稚園が更新を続けているISO9001(品質管理の国際標準規格)の前には、戦後の日本経済の発展の原動力となったTQC(小グループに分かれての品質改善)活動がありました。この世界において、世の中の大企業(現在のJRやパナソニックなど)に伍して、近畿支部長賞を獲得したことがあったのでした。

そのテーマは“忘れ物を絶滅させよう”でした。このような栄光に輝いた事業所であっても、これを維持することの難しさを改めて感じているところです。