11月2014

またまた、二条城に

ギネスへの登録と平行して行っている“子どもの言葉や行動”のビッグデータ化。アナログとデジタルの間を取り持つ作業がなかなかスムーズでなく、まだまだ、時間をとりそうです。このことでの話し合いが長引き、幼稚園を退出したのは午後7時をだいぶ回っていました。

ふだんのとおり、堀川通りを北上していますと、今日は木曜日、一番人出が少ないのではないかと想定し、二条城の駐車場に止めることにしました。アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~を拝見するためです。家から近くのこの駐車場に止めるのは初めてのことです。

少し前に書いたブログと違い、少しの待ち時間もなく、大枚1500円を支払って入場します。何が見られるのか、胸が高鳴ります。

ふだんと違って右回りです。何となく、違和感があります。二の丸御殿の上には、鎌のようなお月さんが光っていました。

見学しての感想はいろいろな金魚だけでこれだけの大きなイベントができるのかということでした。いろいろな透明の容器、さまざまな角度からのLED照明、その光と色と影、多種多様の金魚以外はほとんど変化しないのに、多くの人々を魅了する光の芸術に感動しました。

なかなか文章化はできにくかったので、以前に行っていたS先生の写真を借用しました。

どうかごゆっくりご観覧ください。


ちなみに、会期は12月14日までです。

昼間の二条城へ

好天に恵まれた勤労感謝の日の翌日、昨夜の長蛇の列を思い浮かべながら、二条城へ向かいました。普通なら堀川通りを真っすぐ下がるのですが、昨夜の教訓(?)を生かして、浄福寺通りを南へ、NHK京都放送局・二条中学校・朱雀高校と60年以上の昔、7年間も通った“いつかきた道”を歩きます。

数年前に知ったことですが、1000年前のこと、この道は平安京の政治的に重要な建物が軒を連ねていたようです。また、自分が卒業した中学校は民部省跡、高校は刑部省跡とは。そんなことはまったく知らない紅顔の美少年たち(?)は友達とのおしゃべりを楽しみながら、述べ2000日以上もこの道を行き来していたのでした。

それはさておき、なぜ二条城の受付まで650メートルという標識が出ているところがありましたが、昨日の賑わいはどこへやら、ジョギングを楽しむ方々が目に付く程度です。

東に折れて、二条城へ向かうつもりでしたが、足の向くまま気の向くまま、二条通りと御池通りに挟まれていつ神泉苑に立ち寄りました。今では、極太のうどんで有名な庶民的な料亭、平八さんの前庭のように感じられます。平安京の昔からある池で泳ぐオシドリやアヒルなどの動きに目の功徳を味わいながら通り過ぎます。(カットが望ましい?)

一人も待つことなく入場券を買い、二の丸御殿へ入ります。二条城は、徳川幕府の本拠地の一つでもありますので、たった1時間ちょっとの間に、豊臣秀吉の聚楽第から、平安京の内裏の横を通り、徳川幕府の中枢の地へ、1000年近くの時間差を行き来したことになりました。

二条城は、私にとっては中学時代はよく遊んだ場所ですが、現在では昔々の格式を取り戻していますので、近寄りがたい感じもしました。自宅から近いとはいえ、今後再び来ることもないかもしれないので、御殿の周り廊下を2周してその間取りや狩野探幽などの襖絵、厚みのある欄間の様子などを記憶に止めました。

幕府を動かした老中たちの部屋の白壁や襖絵が簡素に見えたのは、その前に、豪華絢爛なものを見過ぎたからでしょうか。

二条城で何が?  京都・金魚の舞って?

作品展には保護者の皆様の絶大なご協力を賜り、ありがとうございました。おかげさまで、好天気にも恵まれ、無事盛会裡に終えることができました。ありがとうございました。

話はまったく違うのですが、作品展前の1・2週間、結構夜も遅い時間帯、堀川通りの二条城の前に差しかかると、異常な混みよう。夜間の紅葉見物の人出にしては?と思い、ぶつぶつと声にならないつぶやきを発しながら、この渋滞をくぐり抜けていたのでした。

さて、作品展が終わり、この日の講師の先生を後部座席に乗せ、今回の作品展のご講評を承りながら二条城に前に差しかかると、またもや、大渋滞。とっさに、左折を決断してお城の南側、御池通りを西進しました。そこでもびっくりしたことは、反対車線の歩道は人の波、その列は、中京中学校の前を通り越していました。最後尾は入場券の販売所まで750メートルはあったのではないでしょうか。これでは、どうみても、入場できる時間は9時00分を過ぎるでしょう。

この人波を見て、思ったのは、二条城の切符の販売所は、京都駅からなら市バスの9、50、100番でしょうが、切符を買うための最後尾につこうとするなら、206番か、JR二条駅の方がよっぽど近いのにと思ったものでした。

スマホでも、このような情報は発信してくれないのかなと思いました。やっぱり、こんな時はバス停から1000メートルも歩かなければならないのでしょうか。

そうそう、並んでいる人の中にお知り合いでもおられれば、ツイッターなどで、連絡が入る時代かもしれませんね。

この人の行列を見て、急に、明日の休みは昼間の二条城に行こうと心に決めました。



ちなみに、このイベントはアートアクアリウム城というネーミングで、木村英智氏がプロデュースしているものであったようでした。そんなことも知らないようでは、時代からドロップアウトしているのかもしれません。

作品展

22・23日は秋晴れのなか、作品展が開催されました。たくさんの方にお越し頂き、大盛況のもと終える事ができました。

保護者の方がお子様、お孫さんの成長を心より喜んで下さっているのを見ますと、保育者として大変嬉しく思うと共に

これからも保育に磨きをかけないとと、後押しされました。

そして色紙にも心温まる言葉を頂き、元気の源となりました。ありがとうございました。

また、他園の先生方や講師の方からは良きアドバイスを頂き、これからの課題として取り組み

一歩ずつ前進していきたいと思っております。

そして、作品展では懐かしい来客もあります。

もう現在23歳になった今も「先生に会いに来たよ」とはるばる訪問してくれた子どももいました。

保育者としては、本当に喜ばしい限りでした。

 

最後に、保護者会本部役員、役員の皆様方

模擬店にご迅力を注いで頂きありがとうございました。

どうかお疲れが残りませんように・・・

絵本を読み聞かせる前に!

作品展を前にしたある朝、職員室内の机の上を見るともなく見ていますと、突然、私の目に飛び込んできたものがありました。それが、この切り抜きです。

この切り抜きの下には1冊の絵本が下記のように置かれていたのでした。

これを見たとたん、ひらめきました。これは、絵本の導入として非常に面白いと直感したのでした。

普通はおもしろいのではないかと書くところですが、今日は意識的におもしろいと断言しているところがみそです。

幼児期の子どもたちに対する絵本の読み聞かせは、同じ本を何度も読むことに意義があると言われます。また、同じ本を読んでほしがる子どもの心理はよくいわれるところです。この本を活用して、各担任は、「今日はこの絵本を読もうと思うんだけど、何(の本)かな?」と問いかければ、絵本に関心が深い子どもたちは、きそって「○○!」「○○や。何度読んでもらってるし、知ってる」の声が部屋一杯に響き亙ることでしょう。

このような導入から始まった読み聞かせは、今までよりも一段と興味をもって、絵本がいざなうファンタジーの世界を楽しんでくれることでしょう。