新たに黄色に色づく

通勤途上の街路樹は、(広野幼稚園の)作品展前には一段と鮮やかさを増したように感じられます。それに引き換え、広野幼稚園には、常緑樹(樫の木)は多く、秋の色を感じるところが少ないように感じています。

少ないとはいえ、サッカーグラウンドの桜の木の変化、東南角に立ついちょうの葉の黄葉、隣の支援学校との境に生えているカリンなど、ところどころにはありますが、まとまっていない悲しさと言いますか、取り立ててこの辺りは、秋色を感じられて美しいというポイントがないのが一つの悩みでもありました。

ところが、3・4年ほど前だったでしょうか、すみれ1組の北側、砂場の南側に、一本のドングリ(クヌギ)の木が芽生えました。密かに、大切に見守っていたところ、最近は、この隣に同じ木が育ち始めました。ラッキー!

これらの木には、未だ実はなりませんが、数年後には確実に子どもたちが大好きな太めの実のドングリが実ってくれることでしょう。

この木の葉は、現在、確実に黄色みを増しています。園内に明るい色が満ちあふれることは、たとえ、それが落葉前の一時的な華やかさであっても、何となく気持ちが明るくなるように思うのですが・・・