幼稚園の日常

あいうえおカルタ

年少児では現在「あいうえおカルタ」というものを使用しています。

「あ」の読み札には

「あひるの あかちゃん あさごはん」と書かれており、

絵札にはあひるのあかちゃんがご飯を食べる絵が描かれていて、文字の読めない子どもでも

読み札と絵札を簡単にリンクさせることができるので、カルタを取ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「よろしくお願いします!」と元気に挨拶をして

早速カルタのスタートです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

「あった!」「はい!」と次々に取っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

全て取り終わったら、対応表にカルタをマッチング!

年少児ではこのようにして、文字と関わっています。

強制的に教えるのではなく、楽しく取り組んでいくことで、自然と文字を覚えていくことができます。

 

メロディーで降園

いつも園内を歩いては、いろいろな改善点を見つけて下さる園長先生。

子どもたちの降園するようすを見て考えられたのが、各バスの集合時間をメロディーで知らせると言うことです。

バスのお並びのギリギリまで、子どもたちが遊べるようにするには・・・

自分の意志でお並びの場所へ来るのには・・・

と考え、メロディーで知らせる方法を思いつかれたのです。

 

そこで、早速いつもお世話になっている、京都通信特機さんに来ていただき、チャイムの鳴る時計にメロディーを録音して、設定した時間に鳴るようにしていただきました。

次の日からバスの中で、そのコースの曲を鳴らしてみると、子どもたちはすぐに覚えたようです。

2日目には、なんと曲が鳴ると子どもたちは、すぐにお並びの所に集まることができました。

改めて、保育の大切さ、子どものすごさを感じました。

国民安全の日(ヒヤリハットの日)

本日7月1日が何の日だかご存知でしょうか?

産業災害、交通事故、火災などに対する安全意識の高揚などの国民運動展開のために昭和35年に創設されました。

広野幼稚園では、ヒヤリハットの日と称して、子ども達の安全に対する取り組みを行なっています。

ヒヤリハットの語源は「ヒヤリとした瞬間」「ハットした時」からきており、

1つの重大事故の背後には29の軽微の事故があり、その背景には300もの異常があると言われています。

重大事故に繋がらないためにも、日頃から園内に目を配らせ、異常を見つけたときには、「ヒヤリハット報告書」を園長先生に提出し、職員間で共通認識として回覧をしています。

 

本日はその一環として、職員全員でAEDの使い方を再確認しました。

園内には、ばら組の下駄箱上と、北門の2箇所に設置されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人ずつ実際に触って、使い方を再確認!

音声案内をしてくれるので、パニックにならず、落ち着いて聞くことが大切です。

使い方を「知っている」ことが命を助ける重要なポイントです!

インターネットでもAEDの使い方が掲載されているので、使い方を調べてみられるのもいいかもしれませんね。

 

 

人形劇の遠足に行ってきました

今日は年長児の子どもたちが、遠足に行ってきました。大型の観光バスに揺られながら、歌を歌ったりクイズをしたり、途中東寺の五重の塔を眺め、楽しいひと時を過ごしました。お天気もよかったので梅小路公園に立ち寄り、昼食を食べました。レジャーシートを広げ、外で食べるご飯は一段とおいしかったです。京都駅にも近いので、電車、貨物列車、様々な乗り物が通るのが見え、何台見られるかな?と数えて楽しみました。

その後テルサホールへ出向き、人形劇「桃太郎」を観劇し、迫力ある演出に思わず見入っていた子どもたち。手拍子や歌が自然と聞こえてきました。「また行きたいな!」「楽しかったな」という声がたくさん聞こえ、充実した一日となったようでした。

また、みんなで遠足に行ける日が待ちどうしいですね!

 

やさしい木の実

サッカースタジアムにたわわになっているびわの実。何日も前からその実に興味を示して採りたそうに見上げていた子どもたち。

「先生、大きくなってきたなあ」「まだよ。もっと大きくなるから」

「先生、大きくなったんちがう?」「まだよー、まだまだ。おいしそうなオレンジ色になったらね」

「先生、オレンジになったでー」「もう少し!びわのおしりがまだ青いから、甘くなるのは後少し」

そんなやり取りを幾日か繰り返して、とうとう今日、年長の子どもたちでびわ採りを決行しました。

前日から「明日はいよいよびわ採りをするよ〜」と伝えておいたので、少し雨模様の朝なのもあり「今日、採るやんなあ?」と聞きに来る子どもも。

去年よりもたくさん実がなり、体操のときに使っている朝礼台やフワフワコアラの階段に乗ると楽々ともぐことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

去年、自分たちが年中のときに年長組さんからおすそわけでいただいたことも覚えており、“今年は自分たちが!”と小さいお友達のために採ってあげたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

給食の先生に冷やしていただき、お楽しみは明日☆おいしいといいなあ。。。

「びわ採りをします」と園長先生にお伝えしたときに「♪びわはやさしい木の実だから〜 抱っこし合って熟れている〜」と歌ってくださり、私がキョトンとしていると、隣にいた川上先生が「♪ママといただくヤギさんの〜 お乳よりかもまだ甘く〜」と続きを歌ってくださり、二人のおだやかな歌声と歌詞のやさしさに心がジーンと温かくなったのでした。

「古い歌やから知らんか」とおっしゃっていましたが、古くても良いものは良いと感じて調べてみると、まどみちおさんの作詞。やっぱりまどさんの詞はやさしいなあ・・・としみじみ感じ、びわの季節になるとこの歌が思い出されれるのってステキだと思ったので、この楽譜を探してみよう。。。と思ったのでした。