日本昔ばなしのDVDを

子どもたちの情緒を豊かにするためにも、我が園では絵本の読み聞かせを大切にしていますが、子どもだけを対象にしているのではないのです。

私たち保育者の人間性が、直接子どもへの教育に影響しますので、保育者としての資質を高めることも大切にしています。

その一環としてこの夏休み中、園長先生と日直に出ている先生とで、日本昔ばなしのDVD観賞を行なっています。今出ている50巻200話ある話を観ながらどこの地方のお話なのか、テーマは何なのか、子どもにとって有益な話か、難しすぎていないか、それに連想できるものは何があるかを話し合ったり、インターネットで調べたりしているので、とても勉強になります。その地方に伝わる伝説であったり、その土地の名前の由来を知るにつれ「この地方はさっきも出てきたね」「この話○○の話と似ていない?」などと、先生たちもだんだん興味が湧いてきて楽しくなってきたのでした。

日直の先生は日によって変わるのですが、園長先生は「僕は全巻根性で観るで~」と1話目からずっと観ては、メモをとっておられました。

昔の人は、信心深い気持ちを重んじていたり、自然を大切に敬っていたことを改めて感じ、近頃の雨や雷などの恐ろしさと共通するものを感じたのでした。

 

先日の大雨で大変なご家庭もあったかと思います。休み中のことで、各ご家庭の様子がわかりませんが、被害にあわれた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。