夏休みの思い出

月曜日に2学期の始園式があり元気なみんなの顔が揃いました。

日に焼けてたくましくなっていたり、背が伸びていたり、何となく少しお兄さん・お姉さんになっている姿を嬉しく思っています。

昨日から一日保育も始まりました。子ども達から夏休みの話を聞かせてもらいながら「先生は何が楽しかった?どこ行ったん?」などと聞かれて答えを探していると…

あったあった!ありました!それは暑中見舞いの葉書です。

夏休みの間、出勤するたびに机の上に置いていただいている子どもたちからの葉書をくり返し見てはにんまり幸せな気持ちに浸っていました。

そして、ある日自宅に届いた1枚の葉書は……

30年経つでしょうか。私が広野幼稚園に勤めさせていただき、初めて担任をさせていただいたばら組の園児さんからでした。

今やもう立派に成長され弁護士として活躍されている方で、テレビやラジオにも登場される角田龍平さんです。

彼は弁護士を目指す前はあの吉本の漫才師だったというすごい経歴をお持ちの逸材です。

葉書の中の「先生に会いたいです」と書かれたメッセージに「続けてきてよかったー!」と思わずガッツポーズした私です。

幼い頃の龍平くんの笑顔が鮮やかによみ返り、この仕事ゆえの喜びと幸せを改めて感じたひとときでした。

 

卒園児さんが父となり母となりまたここ広野幼稚園で再会できたり…

さまざまな世界で頑張っておられる卒園児さんの活躍ぶりを耳にする度ここに今も存在できている幸せをかみしめ感謝しています。

これからも子ども達の健やかな成長を願い、一緒に少しずつでも成長していけるよう綻びかけた我が身を誇りに変えていけたらいいなと思っています。

この週末8日土曜日には縁日・教育体験フェスティバルがあります。

「来てよかったね」と言っていただけることを願い準備している最中です。

 

25年度入園対象のお子さまがいらっしゃるお父さまお母さまぜひご参加くださいね。

 

京都の一散歩道(護王神社から白峰神宮・晴明神社へ)

2学期を前にした2日の日曜日、スポーツの秋の始まりということで、子どもたちの健康の増進を願いつつ、護王神社から白峰神宮へ出かけました。大久保からですと、地下鉄の丸太町で下車し、北へ500メートルほどのところが第一の目的地です。

護王神社は猪年生まれの方の守り神として著名であるとともに、足腰の健康維持を願う方々の参拝者が多いところです。このようなところで、近年は京都女子駅伝などに出場するチームがお参りする姿も見聞きするところです。

運動会などで子どもたちが元気に疾走する姿をイメージしながら、ケガが出ないことを願ったものでした。

烏丸通りを北上すると、右手には禁門の変で名高い蛤御門、左手には京都銘菓の一つ、(羊羹の)とらやを経て、同志社大学の一角に出ます。ここで左折すると、このところサッカーなどの球技の神様として有名になった白峰神宮へは約500メートルの距離です。

元々は万葉の時代から宮廷で親しまれていた蹴鞠(けまり)の年中行事が今に至るもめんめんと伝わっていたからでしょう。

ここでも、お札をいただくとともに、12月のサッカー大会の無事と子どもたちの球技全般の上達を祈願したのでした。

この途中、気が付いたことは、園児募集が解禁になった時期にもかかわらず、例年よりもポスターの掲示が少なかったことでした。

月曜日以降に貼られるのかなと勝手に納得していました。

帰りは、鶴屋吉信の本店の筋向いを通り、特に、近年若者達の人気の高い、晴明神社の參道を通って帰途につきました。

 

前日までの暑さは峠を過ぎていたようで、比較的快適な2時間でした。

帰りは堀川通りを京都行きの9番のバスに乗るだけです。