幼稚園からのご連絡

ギネス落ちの落胆から、プラス思考で

昨年度の後半はギネスへの挑戦ということでそれなりに頑張ってみましたが、結果は乗り気コラムさんが書いてくれましたように、ギネスのカテゴリーの中に入らないということで、ご丁重な断り状をちょうだいしました。当広野幼稚園としては、納得したという次第です。

断り状にも書かれていたのですが、ギネスの本部が断ったからと言って、この言葉や行動の数の収集が我が園の保育にとって、いや、日本の保育界にとって価値が小さいものではありません。いや、まったくこの反対で、子育て世代のお母様方にとっても、いくばくかの意義は十分あるものだと信じています。

そこで、エクセルに再校正したのを機会に、エクセルの検索機能を生かし、まずは、行事ごとのエピソードを拾い上げ、月々の行事に先だって、保護者の皆様の前にお知らせし、幼稚園生活の中ではこんなことが話されたり、行われたりしていますよという“過去・現在のエピソード”をご披露することにいたしました。この中には、今ではお母さんとなって広野幼稚園に来ていただいている方の逸話も含まれています。

今月の“こどもの広場”では、発刊日が迫っていましたので、年長組の1ページだけに挿入させていただきました。大見出しは、“ほほえみからなるほどへ”で、小テーマは今月中旬に行われる予定の“カルタ大会”です。

広野幼稚園が現在持っているデータの中から“カルタ”で検索いたしますと、即座に53の子どもたちの言動が浮かび上がってきました。ちなみに、年中児や年少児に掲載しようとしていた“雪”というキーワードでは、83を数えました。

この中から、どのような観点で選出(子どもはかわいい、子どもの子育てに役立つ、弁解等ではないなど無数)すべきかは議論の分かれるところでありますが、まずは、この当たりからと、MAIKKAさんが、選出してくれました。

この先、毎月、各号でその一端をご紹介していきますので、保護者の皆様は楽しみにお待ちください。

トイレに…!

いよいよ始まった3学期。「明けましておめでとうございます!」と、元気な声が至るところから聞こえてきました。そんなお兄ちゃんやお姉ちゃんの姿を見て、恥ずかしがりながらもいちご組の子どもたちも新年の挨拶をしてくれていましたよ。

 

さて、広野幼稚園では、毎月、各学年でカリキュラムを検討し、より良い保育ができるようにと考えているのですが、この冬休みの間に満三歳児のカリキュラムを見直していたところ、トイレにまだまだ改善できるところがあるのでは?と考え、どうすれば、スムーズに座ることができるのだろう…トイレの壁に手すりをつけてみれば!となりました。手すりを付けることにより、便座に深く、スムーズに座れ、立ち上がりやすくなるのではないかと…

さっそく運転手の渡辺さんに頼んだところ、手すりを付けてくださいました。

手すりつきのトイレはつくし組横のトイレとれんげ2組横のトイレに1つずつあります。

これでより、トイレが使いやすくなりましたね。プレいちごや、キラキラぱれっとに来てくれている未就園児のお友だちにも安心して使っていただけると思います。

さっそく明日から手すり付きのトイレを使いたいと思います。

園長先生、渡辺さん、ありがとうございました。

これからも、より良く子ども達が過ごせるようにしていきたいと思います。

青山学院大学の優勝、山梨学院大学の健闘

近年一段と報道が華やかになった箱根駅伝、全10区間とも20000メートルを越す距離ですので、10人もそろえなけれえばならないのは、なかなか大変でしょうが、関東の多くの大学がこのニュース価値の大きさに目をつけ、選手の勧誘に必死のようです。

このお正月に行われた第91回の大会では、往路、復路とも青山学院大学の初優勝、しかも、10時間50分を切るという素晴らしい記録は、箱根駅伝史上初めてという、記録も記憶も残る大会となりました。

この中で、自分にとって新鮮な記憶だったのは、総合成績で8位に食い込んだ山梨学院大学でした。この大学は、例年、一番距離の長い2区を、ケニア人留学生が走るのが常となっていたのですが、今年は実力のあるオムワンバという選手が、前日の練習で脚を負傷(?)したとかで、急遽、日本人選手に変わり、戦力はかなりダウンしたということなので、スタート前から気の毒に思っていたのでした。そのうえ、その第1区を担った選手がブレーキ気味で、スタート早々の5キロ(受け持ち距離の1/4)ほどのところから、他の20チームからどんどん遅れ出すという始末、去年に引き続き、肝心のたすきリレーも不可能かと思われたのでした。

結局、第1走者は完走したものの、前の走者からは3分以上遅れの最下位、まして、エースが欠場していては、勝負にならないのでは・・・とあまりの悲惨さに、判官びいきも手伝って、その後もこの大学の順位に興味をもっていたのでした。

ところが、2区のランナーばかりでなく、ほとんどテレビ画面に写らなかった(?)後続の3・4・5走者もよく頑張り、1日目はなんと13位まで順位をあげたのでした。

芦ノ湖をスタートとする復路では、もちろん、繰り上げスタート、1位のランナーがスタートしてから10分を過ぎると、残りの学校は一斉に走り出します。道路を長期間、ランナーの独占にしておくわけにはいかないからです。

確か、8区だったと思うのですが、この区間を受け持ったランナーは右目が少し不自由な市谷龍太郎選手。本人はサッカーをやりたかったようですが、周囲の方々の勧めで長距離間を志したとのこと。ところが実力は本物、7区まで2分あまりあった前のランナーとのタイム差を50数秒(順位は11位)までに縮めました。その頑張りを目の当たりにし、よくぞここまで成長されたものと感激しました。

 

お年玉は安全

お年玉というと、心躍らせる方が多いのではないでしょうか。それは子どもの頃から頭に刷り込まれた喜びを享受する言葉であるからでしょうか。新年ごとに、広野幼稚園の子どもたちだけではなく、教職員、保護者の皆様にもこれをお贈りできればいいのですが・・・なかなかそういう機会には行き当たらないものです。

ところが、昨年の暮れにはひょっとしたらこれに該当するのではないかという物の見積もりを業者に依頼したのでした。それは、サッカーグランドの北側にある井戸水が流れるせせらぎの安全策としてセンサーを設置することでした。

結構長い間、子どもがここに転倒したらどうするかということは自分の悩みの種でした。もしも転倒した状態を見つけるのが遅れたらということを考えますと、安穏と月日は送れないという状態が続いていたのでした。

ようやく、思いついたことは、長さ20メートルに及ぶせせらぎの流れに沿って、人感センサーを張ればということでした。そして、もしも子どもが転落したら、即座にある場所(職員室や隣の部屋)でかなりの音が鳴り響くというものでした。

当然、広野幼稚園の周囲に張り巡らせているセンサーを警備していただいている会社に設計を依頼したのですが、当方の考えとあまりに遊離しておりましたので、古くからある市内の森井電器に設計・施工をお願いしたのでした。

年が改まった早々、工事に取り掛かっていただき、無事、3学期の始園式までに完成しました。この工事によって、子どもたちがせせらぎに住むメダカやアメンボに関心を持ち、のぞき込む姿を見ても、「~しなきゃだめよ」という否定的な言葉掛けも不要となることでしょう。

近江商人の間で昔から今に伝わる“三方よし”の言葉どおり、子ども・保護者・保育者が、広野幼稚園の環境の問題点の一つを改善できたことを喜び合い金銭ではなく安全のお年玉を受け取っていただければ幸いです。

園長

始動!

 

2015年の幕開け・・・

京都は61年振りの20㎝の積雪だったようですね。新年、三が日の雪は天からのお年玉だったのでしょうか・・・

玄関に門松ではなく雪だるまがあるお家が多く見られましたね。

 

皆さま、明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

始園式より一足早く、かしのみクラブとききょうウィンタースクールがスタートしました。

仕事初めの日とあって・・・子ども達も予想以上に登園してくれました。

ききょうウィンタースクールでは、お正月遊びや伝承遊び、ゲームやトランプを楽しみました。

 

 

みんな雪が積もった日の話を次々に聞かせてくれ、思いがけない雪に大変な思いをされた方も多かったことと推定いたします。

 

三学期も一日一日をしっかりと大切に、子ども達とすごしていきたいと思っています。

保護者の皆さま、よろしくお願いいたします。