遊びがテーマの博物館へ
連休が始まった13日の土曜日、9時過ぎには東山七条の京都国立博物館に並んでいました。前から5番目です。この日から、遊びのテーマで特別展覧会が始まったからでした。幼児教育に携わるものなら“遊び”という言葉を聞けば行動を起こさなければならないと常々考えているからです。
広野幼稚園では昔の遊びを元に、多くの教材を自分たちで作り、それを活用しています。たとえば、日ごろの活動としては、すごろく、サイコロ、トランプ(カードなどでの神経衰弱)、カルタ(絵合わせ)、五十音表など、年間行事としては、節分、ひな祭り、五月人形、七夕などです。これらに関連するものの中に、何か子どもたちに役立つ掘り出し物(自分たちが知らない物)はないか、子どもたちが一段と興味をもってくれるものはないかと目を皿のようにしての拝観(観察)です。
その他、現在のミニチュア―に通ずる精巧な銅製の“カミキリムシや葉っぱ”、日本の物作りの原点のようなおもちゃ(?)や現在では望んでも手に入らない“からくり人形”、豊臣秀吉が自分の子どものために作らせたという豪華な玩具船などで目を保養する時間を持ちました。
この館を出て時計を見れば午後1時、あっと言う間の3時間半でした。一時は浦島太郎になったのではないかと自ら苦笑いをしたのでした。
子どもたちへのお土産としては、京都のお公家さんを中心に遊ばれたという御所人形を販売するお店を知ったことでした。顔もからだも丸まるで、一見、白磁のような真っ白な肌の御所人形、ぜひ1・2点は購入し、子どもたちの目を広げたいと思ったものでした。
追伸 当然のことですが、大人の遊び(歌や舞、琴棋書画、酒宴)もあったことを付け加えさせていただきます。
2013/07/16 12:27 PM | カテゴリー:幼稚園からのご連絡 | 投稿者名:自称、保育バカ