全国女子高校駅伝、立命館宇治高校、優勝ならず

21日付の朝刊を見てがっかりしました。先日、応援をお願いしておりました当幼稚園卒の橋本沙貴さんが、残念なことに、走れないという事態になっていました。当人にとって、いかばかりの思いかと、掛ける言葉がありません。

それでも、1年前の約束に従って第2中継所に向かいました。白鳳大足利とか、八幡浜のジャンパー姿が目にとまります。城西大のジャンパーも目に止まりましたが、ここからは出場していませんので、自校に進学する選手のコンディションなどを確かめに来ているのでしょうか。中継地は平野神社前と言われていますが、実際は和食のファミレス、かごの屋の前です。

ここに到着したのは、10時20分過ぎ。西京極の陸上競技場の出発時間は15分と聞いていますので、ほどなく到着するはずです。三々五々行っている、選手のウォーミングアップも熱が入ってきています。そこで、たすきの受け渡しは反対側の南行き車線で見ることにしました。

まず、目に付いたのは高松ムセンビ。小柄ですが、お父さんはケニア人、都道府県対抗女子駅伝でもおなじみです。第3コースに入りましたので、大阪の薫英女学院は3位を走っているようです。その隣が大柄な立命館宇治の安藤選手、4位の好位置につけているようです。3・4秒リードしてトップで飛び込んで来たのは、予想どおり、群馬の常盤高校。

最終ランナーの沖縄県の選手が通り過ぎた後、桜の名所、平野神社の中で炭火を囲み、テレビをのぞき込みますと、まさに、安藤選手がムセンビ選手を抜いてトップに躍り出た瞬間、“やった!”と声にならない声をつぶやき、全選手が走り終えた西大路通りを北に向かって歩きだしました。歩いている内に、中間点で折り返した各チームの選手達と出会うであろうと予想してのことです。

金閣寺を過ぎ、北大路通りに出、少し東に向かいますと、早や、先導車が見えてきました。トップはどこかと目をこらしますと、願っていたとおり、立命館宇治。第2位の走者に50メートルほどのリードを保っています。これなら、優勝間違いなしと確信し、3週間前にも歩いた道を千本北大路まで進み、ラスト争いをしている、島根の平田、岩手の盛岡誠桜、沖縄の北山高校を見届け、これらの激戦を交差点で信号待ちをしていた市バス46に乗車。

立命館宇治も4回目の優勝を信じて疑わず、家に帰り、テレビをつけると、何と何と、大阪薫英女学院の面々が優勝を喜び合ってる場面、数年前まで、はやった“うそ!”の言葉をつぶやきながら厳しい現実を知らされたのでした。

先日のブログで橋本さんの応援をお願いしましたのに、テレビを見ていただいたみなさん、どうもすみませんでした。橋本さん、出られなくて残念でしたけど、できれば、大学への進学後も長距離でがんばってください。応援しています。

 

追伸

ちなみに広野保育所のF先生のみかた高校は27位でした。