広野幼稚園のピアノ

広野幼稚園にある楽器関係において、長年お世話になっている一木楽器さんの中島様が来られました。

園には保育室に1台ピアノが設置されています。毎年4月に調律をして音を保ってきました。しかし、昭和48年頃に購入したピアノが「そろそろ音の老朽化がきているので、一部の部品だけ新しくしたらどうか」ということでピアノの蓋を取ってくださり、その構造を詳しく説明してくださりました。めったに見ることがないピアノの細部にわたる構造を目の前に驚きの連続でした。

蓋の開いた状態で弾くという貴重なこの機会にピアノの細部を見ながら弾くことで普段とはまた一味違った音を聴くことができました。

 

子どもたちと長い年月、毎日触れ合っていたにも関わらず今まで子どもに合った音を出し続けられていたのは高性能の加工がされているものであるという理由の他に”ものを大切にしよう”という気持ちをみんなが持っていたからでしょうね。

現在園内に設置されているもので一番歴史がある何台ものピアノ!!数台ずつ補修して購入当初の音が聴けるのが今から楽しみです♪