12月2012

年少児保育参観

今日は年少児の保育参観でした。

「もうすぐクリスマスなので、サンタさんのような可愛い帽子を作ろう!」と、前日から子どもたちにお話をしてたのですが、今日登園してきて「はやく作りたい!」と、とても意欲的な子どもたちで嬉しく思いました。

作品展を終え、色々なことができるようになってきた年少児なので、今日は帽子の型を書くところ、型に沿ってはさみで切るところ、飾りつけをするところと、全部1から自分たちで作りました。お母さんにもお手伝いをしてもらいながら「どうしようかな?」と考え、最後まで一生懸命取り組んだ子どもたち。出来上がった作品には大きいものや小さいもの、形も飾りも様々で個性あふれる素敵な作品になりました。帽子は2つ出来たので、1つはお母さんへプレゼントです。お母さんにかぶってもらい喜ぶお母さんを見て、嬉しそうな子どもたちでした。

ぜひお家のクリスマスパーティーで親子一緒にかぶり、楽しいひと時を過ごしてくださいね!

いい国に・・・

子どもたちの優しい気持ちが育つようにと広野幼稚園で長年続けている一円玉募金。

金額よりも回数を重ねることで優しい気持ちが育っていけばと願っているので一円玉募金という形にこだわっています。

今日は講堂で年長児の一円玉募金贈呈式を行いました。

年長が渡した金額にプラスして、「いい国になりますように」という願いをこめて11922円を洛南タイムスさんへ届けました。
「園長先生、今から行ってきまーす!」

困っているお友達の助けになればという話をしたところ、子どもたちから「サンタクロースだね」という声が。

なるほど、子どもの発想は柔軟です。ということで、届けに行くお友達はサンタさんの格好をして行きました。

心の優しい人が増えることが幸せにつながり、美しい国、美しい世界になってくれることを願っています。

広野幼稚園のピアノ

広野幼稚園にある楽器関係において、長年お世話になっている一木楽器さんの中島様が来られました。

園には保育室に1台ピアノが設置されています。毎年4月に調律をして音を保ってきました。しかし、昭和48年頃に購入したピアノが「そろそろ音の老朽化がきているので、一部の部品だけ新しくしたらどうか」ということでピアノの蓋を取ってくださり、その構造を詳しく説明してくださりました。めったに見ることがないピアノの細部にわたる構造を目の前に驚きの連続でした。

蓋の開いた状態で弾くという貴重なこの機会にピアノの細部を見ながら弾くことで普段とはまた一味違った音を聴くことができました。

 

子どもたちと長い年月、毎日触れ合っていたにも関わらず今まで子どもに合った音を出し続けられていたのは高性能の加工がされているものであるという理由の他に”ものを大切にしよう”という気持ちをみんなが持っていたからでしょうね。

現在園内に設置されているもので一番歴史がある何台ものピアノ!!数台ずつ補修して購入当初の音が聴けるのが今から楽しみです♪

 

 

 

 

 

 

読書週間

今日、広野幼稚園に絵本の車がやってきました!!

昼食後、さっそく担任の先生とともに人工芝へ行くと、車の中からたくさんの絵本が!!

これには子ども達も大喜びで、「読んで、読んで」とおねだりする姿も見られ、お天気もよかったので人工芝で絵本の読み聞かせを受ける子ども達です。

幼稚園にはない絵本もたくさんあるので、子ども達はどの絵本を見ようかとワクワクしながら探していました。

これから1週間あるのでどれだけの絵本が見られるか楽しみです!

子ども達からリクエストがあればどんどん読み聞かせたいと思います。

 

 

1(一体の地蔵)+1(ミカン)+1(花瓶)+1(お花)+1(前掛け)+1(ケープ)+1(座布団)+1(盛り皿)= 善意の集まり

広野幼稚園の東側の園内通路に沿って立っているブロック塀、この一部に水道のメーターを外部から点検できる箇所(通称東の小門周辺)があります。この区画の高さが50センチほどありましたので、これを運転手の渡辺さんが上と下に分け、この上部に寝姿のお地蔵さんを置いたのは、10月頃だったでしょうか。

しばらくして、1個、おミカンが供えられました。“わっ、すごい!”と感動していますと、続いて、両側に花瓶が置かれ、お花が供えられました。

“すごいな、ありがたいな”と思っていると、前掛けが掛けられ、さほど、日を置かずに、今度はケープが掛けられ、座布団が敷かれました。

また、お供え物も、木製の盛り皿が敷かれ、果物の種類や数も多くなって来ました。

どなたがなさっていただいているのかは分かりませんが、この通路を利用なさっているどなたかのご厚意なのでしょう。善意の方々が寄り集い、あまりに、立派になりましたので、お性根(しょうね)を入れていただこうということになり、隣の西村さまの奥様がお近くの円蔵院のご住職に依頼し、来る25日にささやかではありますが、開眼式を催すことになりました。

昔からお地蔵様は子どもの守り仏だと言われてきました。また、日本のいろいろな昔話にも出て参ります。このようなことも、たとえ、一部の子どもたちであっても、その心の成長の糧となればいいなあと思っています。