夏期講習会などからの保育上の収穫(子どもたちの関心と意欲の向上のために)

* 冷蔵庫で冷やした絵の具や水を!

年少児などが取り組む発散的な活動の一つに、子どもたちの手や指を使って画用紙の上で絵の具をぬたくり、汚れたら嫌という造形上の心理的な壁を乗り越えさせようとする遊び(活動)があります。

この絵の具の中にカレーライスの粉などを交え、触覚だけではなく臭覚も加味して子どもたちの興味や関心を育てていますが、今回の新たに収穫は、未だ、暑さが厳しい9月などに、冷蔵庫で冷やしておいた絵の具や水を使って、ぬたくり的な活動に取り組ませると非常に楽しいのではないかということです。造形上の保育の幅が広がったと喜んでいます。

 

* ネクタイの色でクラスの子どもを2分割

 

入園当初ばかりでなく、一つの歌を繰り返し歌うには、男女別に歌ったり、バス・歩き・送迎などに分かれて歌わせることは、指導するうえにおいて、とても大切なことです。それは、興味や関心を持続させながら行う必要があるからです。

今回、○○先生と話している途中に出会ったのは、ネクタイのカラーによっても子どもたちを2分割できるということです。

少し、意味が分かりにくいかと思いますが、保育のレパートリーが増え、喜んでいます。

 

 

* 座布団カバーに座布団を入れ、ボタンを止める

 

これは3歳児にとってはなかなかの難事業です。2学期からはできるだけ自分で止めようということになっているのですが、最近気づいたことは、7月の段階でスポンジを入れずに出し入れの練習をしておけばいいのではないかということです。

スポンジが入っていない布だけの状態であれば、比較的自由が利き、2か月前の7月のほうが取り組みやすいと思われます。コロンブスの卵とまではいきませんが、子どもたちにとってはこの方が望ましいのではないかと思っています。