9月2013

そういえば…

9月1日に実施しました縁日・教育体験フェスティバル、

9月14日の教育体験会には子育てに真剣に取り組まれている親子の方々に

たくさんご参加いただきまして本当にありがとうございました。

広野幼稚園の保育のほんの一端ではありましたが、ご理解いただくことができ

職員一同嬉しく思っています。

その後も見学に来て下さったり、お電話をいただいたり、

お子さまの社会生活への第一歩をご両親がどれだけ大切に考えておられるのか、

そしてお預かりする側の責任の重さをひしひしと痛感しています。

中でもお母さま方とお話しする中で〝これはお願いしておきたいな〟と思うことがありましたので記させていただきます。お子さまの入園をお考えのお母さま、最近急にふえていませんか?

「○○できひんかったら幼稚園行けんへんよ」ということばです。

ついつい…お子さまが困らないように…と心配な思いから出てしまうのは

経験上よーく分かるのですが(私もそうでした)

 

何もかもがこれからです。

幼稚園に入園するまでの半年間…準備をして下さる

お母さまを見ながら子どもたちもぐんぐん成長されます。

少しずつでも自分でやってみようとされた時や、今までよりもできるようになった時に

「今度幼稚園に行ったら先生に見せてあげようね。お友達にも話そうね」とことばをかけてあげてください。

「○○ちゃんが○○できるようになってお母さん嬉しいな」と喜んであげてください。

あれもこれもできないと幼稚園には行けない…

そんなふうにお子さまが思ってしまわれたら大変です。

春までにもっと幼稚園が大好きになってくれるように

親子で入園を楽しみにしていただけるように…と

私たちは願っています。

お母さま!お子さまの応援よろしくおねがいします。

 

 

追伸 9月28日土曜日ぱれっとひろば最終回です。

「ぱれっとうんどうかい」をお楽しみに!

水筒を忘れずお持ちくださいね。

広野ハザードマップ完成

先日の台風18号では、初めての特別警報が発令され桂川や由良川が氾濫し

京都にも大きな被害をもたらせました。

テレビに映し出された、嵐山の渡月橋や、福知山の映像は記憶に新しいと思います。

幸いにも、宇治川はなんとか持ちこたえたようです。

そこで、さっそく翌日17日(火)に宇治市・城陽市・久御山町の最新のハザードマップを

取りに行き、水害による危険箇所のチェックを行ないました。

これにより広野幼稚園の通園区域のハザードマップが完成しました。

これは全職員が周知できるようにと、職員室と運転士室に貼ってあリます。

その後、バスコースとも照らし合わせて、水害時に危険な場所が一目で分かるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うんとこしょ、どっこいしょ

秋晴れの空が気持ち良いほどの今日、年中児で寺田のあらすいも畑へおいもほりへ行きました。

「お母さんだけじゃなくておばあちゃんもたくさんとってきてって言ってはってん!」と朝からやる気満々。

「まだ行かへんの??チャイム早く鳴ってー!!」と出かけるのが待ち遠しい子どもたち。

バスの中でとんぼのめがねの歌を歌ったり、みんなで「うんとこしょ、どっこいしょ」とおおきなかぶのように

とる掛け声の練習をしたり期待は高まります。

畑に着くや、うねを目指して足は早い、早い。

3株ずつなのですが、今年のおいもはなかなか手ごわく、根っこの張りが強くて、顔を見せてくれるまでに時間がかかりました。

赤紫の顔が見えると、「おいもちゃーん♪」と喜び、掘る手にまた元気が湧いてきました。

「うんとこしょ、どっこいしょ」と実際に掛け声をかけては、「なかなかいもは抜けへんなぁ・・・」と言って掘る子どもに思わずにっこり。

子ども達も「また行きたーい!!」と帰りのバスでにっこりでした。

今日はみんな、おいもの天ぷらかな??

北門がリニューアルしました!

本日、北門のカードキーを、南門と共通する非接触カードに変更しました。

保護者の皆様には、急なことではありながら交換・返却にご協力いただき、感謝しております。

今までの差し込むタイプのカードキーとは違い、今後はスムーズな出入りがご期待いただけると思います。

また、保育所ではカードキーと同時に、登園が確認できる園児カードも導入されたので、より安全で正確な出入りができることを願っております。

島田耕園(二寧坂)から(うちわの)小丸屋へ

お彼岸中日の23日の午後、久しぶりに京都の東山を歩きました。市バスを東山安井で降り、護国神社の方へ進みます。二寧坂にある島田耕園(京都で唯一の御所人形の製作店)を訪れようとしていたのでした。

御所人形とは陶器の白磁のような艶(つや)があり、輝きをもち、3等身のぽっちゃりした顔・からだのかわいい人形です。昔、京都の上流階級の間で持て囃され、参勤交代のお殿様が国元に帰る際、妻子へのお土産品の一つであったとも聞いています。

いろいろな人形を持つ広野幼稚園ですが、この系統のものはまったく持っていません。できるだけ、子どもたちには本物を見せたいということも私たちの願いの一つですので、いつかは、この人形を求めたいと思っていたのでした。

このお店には1時間ばかりお邪魔していたでしょうか、しぶとく粘って小ぶりでそれほど値段の張らないものを5点ほど購入したのでした。次回は、もう少し立派なものを買いたいと思っているところです。

 

このあとは、うちわの専門店、小丸屋に向かうつもりでした。格好よく言えば、今日のコースは“京都の伝統工芸品店を巡る”というものです。何かしら、向かう前から心が高ぶり、充足感を得たような気持ちだったのです。

石塀小路を横手に見、豊臣秀吉の正室、ねねさんの菩提寺、円満院の前を通りかかると、1枚のポスターが目に止まりました。たまたま、この日(9月23日)まで、ここでこれから向かおうとする小丸屋が有名画家100人に描かせたうちわの展示会をしていたのです。“渡りに船”と拝観料をはらって、立派なうちわの絵を見せていただいたのでした。

円山公園を南から北に通り抜け、知恩院の壮大な山門前を通り過ぎ、平安神宮の大鳥居が見えてきますと、右手に小丸屋はあるのですが、あいにく、この日は、カギがかかっていて入館はできませんでした。伝統工芸品店を巡るという計画は、スタートから絶好調だったのですが、尻すぼみ気味でちょっと不満の残った3キロほどの散歩でした。