箍が外れる

今日は、明日のおもちパーティーにむけて年長児でもち米を研ぎました。前にも敬老参観のときに経験していたので手のひらで研ぐ要領は覚えていたものの、途中、雪も降り出して「手が冷たーい」と、赤くなった手にハァーッと息を吹きかける姿も。毎日、お料理や洗濯をするお母さんの水仕事の大変さを感じました。

 

 

 

 

 

 

 

また、昔、目方を量る器具として使っていた一合升でお米を量っていましたが、子どもたちがあまり目にしたり手にすることがない経験をということで、今回は園長先生がご自宅に保管しておられた年代物のおひつを持って来てくださりました。その入れ物からお米をすくっている途中で、おひつの周りをとめていた留め具が外れてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

近くにいた運転士の渡辺さんの所に持って行って直してもらっていると、横におられた園長先生が「ああ、たがが外れたんか」とおっしゃり、ようやく周りについていたものの名称が本物の箍(たが)なのだと知りました。

“たがが外れる”という言葉は知っていましたが、実際に外れた状況に直面したことに感動し、子どもたちにも「これが “たが”って言ってな・・・」と少し難しい話になるとは知りつつ説明をしたのでした。

 

これは、ほぼ同じ大きさに見える五合升と十合升が本当に二杯分入るかどうか、水を入れて確かめているところです。

ちゃんと五合升二杯分入ったのには驚きました。(当たり前なんですけどね)年長児が取り組んで  いる、ファーストシリーズのかずを実体験で感じたのでした。

 

自分たちで研いだ分、明日のおもちはさらに美味しく感じることでしょうね。楽しみです!