1月2013

地震対策

昨日のブログでもお知らせしました総合避難訓練では子どもたちは

とてもすみやかに避難することができました。

そして、最近では忘れてはならない1月17日の阪神大震災に3月11日の東日本大震災。

先日地震対策として、キャスターの付いている物調査を

幼稚園で行ないました。

キャスターが付いている棚は地震が起これば一番に転がってきます。

そこで園長先生よりキャスターを取ろうと提案してくださいました。

そして、それを聞いた運転士さんが更に試行錯誤し、

キャスターを取らずに固定する方法はないかと考えた末に、

キャスター止めを作ってくださいました。

しかし、思いの外、転がるのを食い止められず却下・・・

次は棚と壁を固定するのが一番ということになり、金具を付けて固定して

くださることになりました。

さて、問題です。

なぜ、L字金具でなくこの鍵が付いた金具なのでしょうか?

答えは・・・この棚は、作品展で作品を展示する際、移動しますので

取り外しのできる鍵付きの金具にしてみてはというところにたどり着きました。。

更にここには南京錠も付ける予定です。

これで、また一つ地震対策ができ子どもたちが安全に過ごせるようになりました。

園長先生、運転士さんありがとうございました!

総合避難訓練

今日は朝から総合避難訓練を行いました。

火災の避難訓練では・・・

口にしっかりとハンカチをあて、素早く園庭に集まれました。

消防の方のお話では、「お・は・し」(おさない・走らない・しゃべらない)

を守ってすぐに園庭に避難する事が出来ていた。と言うことでした。

 

不審者訓練では・・・

不審者を知らせるサイレンが鳴ると、子どもたちは近くのクラスに入り

先生たちは一斉にシャッターや、お部屋の鍵を閉めて不審者から

子どもたちを守ります。

子どもたちは避難訓練に対して、真剣に取り組んでいました。

 

 

 

 

 

子どもは風の子

めっきり寒くなり、インフルエンザが流行る季節が近づいてきましたね。

年少児では毎朝登園をしてきたら、サーモミラー(予測体温計)を使用し、体温チェックを行なっています。

 

 

 

 

 

このサーモミラーは前面がミラーになっており、ミラーの前に立つと

レーザーが出るので、そのレーザーをおでこに当てて、おでこの表面温度を計る仕組みになっています。

平熱だと、緑色で体温が表示され、体温が高いと赤色で表示されます。

赤色で出たときは普通の体温計でもう一度計り、熱がないかを調べています。

手洗い・うがい・消毒はもちろんのこと、寒いからといって室内ばかりで遊ぶのではなく、

外で元気に遊んで風邪ひき知らずの身体作りをしていきましょうね。

避難経路で・・・②

昨日に引き続き二階が保育室のクラスの避難経路についてのことです。

園長先生が次のような話をしてくださいました。

今朝のラジオで放送された内容に「二階の部屋にいる場合、すぐに避難するよりもその場で待機する方が安全である」というものでした。確かに二階以上ある建物において、何らかの衝撃が加わった場合、下の階の方が負荷が大きいと考えられます。重ねて、広い場所の方が狭い場所より先に崩れていくのではないかと思われます。そこで、二階の保育室のクラスは地震の場合は保育室より狭い廊下に出て一時待機するということになりました。しかしこれは決定ではなく、何度も避難訓練を行い、その都度、改善点はないか話し合い、より安全性が高くて効率が良いものを思考錯誤し続けます。

大切なお子様の命。その重みを胸に、より確かな安全性を確保できるようにこれからも励みたいと思います。

避難経路で・・・

東日本大震災以来、子ども自身で逃げられるよう”地震てんでんこ”を合い言葉に避難訓練に取り組んでいます。

保育室から避難するに当たり、最短かつ迅速に避難できる経路を考えた結果、階段を降りるクラスと登るクラス、あるいは非常すべり台をすべり降りるクラスなどそれぞれ異なります。

職員で非常食や避難訓練について考えていますと、”少しでも早く安全に”という思いから「年少児が階段を降りて避難するのに要する時間はどのくらいか?また、今の子どもの発達状態において一段を両足で降りていく子どもは何人か」という疑問が出てきました。

避難経路にあるゆり1組から靴箱へつながる階段は10段。さっそくゆり1組の子どもで3回計ってみますと、1回目は16秒・2回目は17秒・3回目は16秒。これらの結果から階段を全員が降りるのに約16秒を要することが分かりました。

隣のクラスのゆり2組は基本的に保育室前にある非常すべり台を使用します。ゆり2組の子どもがこのすべり台で計った結果、何と37秒とのことでした。

これらの結果を踏まえ、時と場合により臨機応変に避難経路を変えなければならないと痛感させられました。

また階段を降りる場合と登る場合ではどちらが時間を要すのか・・・。

次回計測してみたいと思います。