ぶんぶんぶん

♪ぶんぶんぶん はちがとぶ〜と春になるとよく唄われる歌の1つだと思いますが

現実のハチはこの歌のようにかわいいとばかり言えませんね。

4月に入り幼稚園生活を少しずつ楽しむ子どもたちの笑顔に誘われたのでしょうか。

幼稚園の廊下にぶんぶんぶん〜とアシナガバチが飛んでいるのを園長先生が発見。

すぐに巣がないか園長先生と木村先生が目をこらして懸命に探して下さいましたが

なかなか見つかりません。

そんな時、カンナ組大西 駿也くんが、すみれ組階段上のテントの所に

小さな小さな巣を(1円玉よりひと回り小さい)発見してくれました。

すぐに運転手の渡辺さんが巣を取ってくださいました。これで安心です。

幼稚園のお友達を守ってくれた駿也くんのお手柄です。ありがとうございました。

改めて子どもの着眼点に驚いた私たちでした。

大西 駿也くん・園長先生・木村先生・渡辺さんありがとうございました。

卒園児 大活躍 続編

以前、紹介させて頂きました、明徳高校ダンス部「infinity」が、今日17時から10CH『ten』で放映されます。

卒園児の「高岡佑輔くん」も映るそうです。

お時間のある方は、世界一のダンス部を是非ご覧下さい。

choshi

スミレの移植

ある日の午後、まいったさんから子どもたちを送って行く途中、アスファルトの割れ目からスミレが咲いているという話を聞きました。以前から、園内のどこかに(たちつぼ)スミレを増やしたいと思っていましたので、この日が吉日と、この日の夕方、ガレージの一隅に咲いていたスミレの株分けを始めました。

粘りっけの強い畑の土に粉砕した大量の樫の葉を混ぜて軽くするとともに、無数に交差した株の根を丁寧にもみほぐして、6・7株に分けます。これを空の黒ポットに入れ、作り置きした土を株の周囲に入れます。簡単な作業ですが、せっかくの株分けがむだな作業にならないようできるだけ丁寧に扱います。

この作業を繰り返すこと1時間余、どうにか、40ポットばかりの株ができました。しかしながら、いかにも弱々しげな感じです。植え替えた根が土になじむようにと願いながら、早々にポットに水を注ぎます。

市販の鹿沼土などを使えば、もっと発根率も高いと思いますが、この園は“土は買わない、繰り返し同じ土を再生して”という変な理念を持っていますので、労力の割りには育ちが悪いのが難点です。

とは言え、“撒かぬ種は生えぬ”と申します。これらが根付いてくれれば、来年の入園式の頃には、園内のどこかに可憐な紫色の花を咲かせてくれることでしょう。子どもたちの目や心に美しいと感じる物が増えるのは嬉しいことです。

ただ一抹の不安は、これからの夏、入れ替わり水やりする先生方が過不足なく水をやってくれるかどうかが、一つの大きな問題です。

グリーンスポット

続編2

先日の”きれいに咲きました”と、”続編”に引き続き・・・。

私が、折れたチューリップを見て「絆創膏を貼ってあげたい」と思った子どもに、声を掛けてもら

えた幸運な保育者です。

ピロティーを通り掛かると、チューリップのプランターの前に立っていたその子どもは、

少し悲しい声で「折れてるから絆創膏を貼ってあげようかなぁと思ってるんだけど・・・」

と言ってきました。

その瞬間、私は子どもの頃に何かの物語で、主人公(子ども)が折れたチューリップに

絆創膏を貼るシーンがあったことを思い出し、本当に物語のような純粋な心を持った子どもが

いることに感動して、一緒に絆創膏を巻き付けることにしました。

自分のチューリップだけではなく、友達の折れたチューリップにも貼ってあげたいという

子どもの思いにも感動したのでした。

私はその感動で終ってしまいましたが、昨日の”続編”の「自称、保育バカ」さんの考えのように

「植物や、生きているものについては、一旦折れたものは元に戻らない」という真実も

付け加えて話してあげることも大切な保育だなぁと改めて感じました。