歌を歌うときの手の位置は・・・

今日は講堂にて音楽発表会の予行練習がありました。園長先生や職員室のフリーの先生方、同学年の子どもたちが見守る中、緊張した面持ちでしたがこれまでの練習の成果を披露しました。

 

年少・年中児は歌を歌うときは「“うさぎのしっぽ”で」と子どもたちに指導しています。年齢が低い子どもたちは歌の途中でどうしても手を動かしてしまい、集中力が途切れがちになったり、正しい姿勢が取れなくなってしまいます。ですから、手を後ろに組むことで気がそれることも軽減され、指揮者を見て歌う時間が長くなるというわけです。しかし、手を後ろに組むと、胸を張った態勢となりますのでリラックスした状態とは言えません。そこで、4年ほど前から、手を後ろにせずとも十分に美しい姿勢が保てる年長児は、手を横にし軽く気を付けの状態で歌うようにしました。1学期は集中力にまだムラがありますので手を後ろに組んで歌い、2学期以降から横にしています。今日も、どのクラスの子どもたちも堂々と立ち、指揮者から目をそらすことなく歌うことができていました。発表会での子どもたちの姿を楽しみにしていてくださいね!