あいうえおうさまの絵本が人気NO.1に なぜ、今?

理論社から出版されている“あいうえおうさま”の絵本の初版は、1979年だったと店頭に並んでいる本には記されていました。早や30数年の年月が経ったので

した。

このあいうえおうさま、広野幼稚園では初版以来、読み聞かせているのではないでしょうか。合わせて、これをカルタ化し、年中児の子どもたちに親しんでいただ

いています。

その当時、広野幼稚園が毎月発行していた広野ニュースの第150号にこのカルタの記事を載せました。概略を記しますと、後10年もすれば、絵本の出版社である理論社からこのようかカルタが出版されるのではないかという憶測記事でした。

予想通り、10年ほど経った頃に出版されたのですが、今を去ること10年ほど前に絶版となったのでした。このあいうえおうさまの絵本のカルタ化は、広野が自主的にカルタ化した後、本当に出版されたのですが、売れないという経済原則にのとって、早々と市場から姿を消したのでした。

その間、広野幼稚園に在籍していただいた子どもたちからは、絶大な人気を博し以後、40年間近く使い続けているのです。

ところが、この書店の店頭で見る限り、人気を維持し続け、輝けるNO1の地位を取り戻したことに、よい絵本はほぼ永久的に子どもたちに受け入れられるものだと確信し直しているこの月曜日です。

まだはもうなり、もうはまだなり

10数年前、ISO9001の認証を受け、それ以後も着々と改善を重ねてきたバスの乗り遅れ伝票、7・8年前に幼稚園業界に広い視野を持つ、経営コンサルタントに見せてその改善を相談したところ、人間はぽかミスがあるのでこれ以上のことは考えられないのではないかということでした。

それでも、しつこくより良い方法はないかと模索し続けたのでした。ようやく最近、一段階ステップアップしたと自分でも思えるレベルに達したのでした。

エクセルで作った過去10年のバス乗り遅れ一覧表を見直していたときのこと、“えっ”と気づいたことは、語句(言葉)の魔法とでもいうべきものでした。“乗り遅れ原因欄”に“書き間違い”という語句と“記入ミス”という語句でした。この二つの語句がまったく同じであるということに気がつかなければ、エクセルを使っているとは言えません。しかし、エクセルを使い切っておられる方なら“書き間違い”の“か”と“記入ミス”の“き”ですから、この50音順に並べ換えれば、“か行は、かの次がき”ですから、イメージを広げれば、簡単に分かったのではないかと思われるでしょうが、アンラッキーなことに、“書き間違い”の方には、この語句の前に“朝の添乗員の”という語句が入っていたのでした。そのため、当然の結果として、頭字(韻)で並べ換えても、朝の“あ”と記入の“き”はかなり離れたところに出てくるので、発見することができなかったのでした。

(注) この一節は10回読まないと分からない方が多いかも・・・。

このようなことで、ワンランクアップもツーランクもアップしたと喜んでいたところ、“あれっ”と思ったのは、記入ミスの中には、縦欄の“日付のミス”と横欄の“名前のミス”があるということでした。これをはっきり認識しなかったことが乗り遅れの真の原因をなかなかつかめなかった元凶であろうと言うことでした。

上記のように考えますと、“日付のミス”につきましては、バス添乗員が持つ一覧表を“折り畳む”という語句が浮かび上がってきました。“日付のミス”は、“折り畳む”ことによって、記入ミスをまったくなくせるのではないかということでした。なぜなら、子どもの名前と日付が近づくからです。このイメージ作りには、エクセルで作った表を必要な欄だけ、印刷できるというエクセルのプログラムが自分のイメージを広げてくれたように思います。

北村桂香(将棋のプロ)さんが、夕刊の京都新聞に連載中

7月5日、京都新聞の夕刊の第6面を見ていたところ、かわいらしいおかっぱの女の子の写真が目に飛び込んできました。大見出しを見ますと、なでしこ指南 将棋 北村桂香女流1級の文字が並んでいます。

もちろん、このブログに載せようとするのですから、桂香さんは広野幼稚園の出身です。広野幼稚園→大久保小学校→立命館宇治中学校・高校から、確か今は立命館大学の2回生だと思います。

この頃では、あまり小さいときのことを書くことも個人情報に触れるかとも思いますので、詳しくは書けませんが、彼女の名前は、桂香。将棋好きの方なら気づかれたかと思いますが、お父さん(広野幼稚園卒)が将棋の桂馬と香車から取られたと聞いたことがあります。小学校の1年生までは当園で卒園生をお預かりしている“ききょう塾”に来られていたのですが、小学校低学年の時代から自分の将来の進む道を決め、(日本の)西の指導者として有名な森6段の門をたたかれたかに聞いています。

(観戦記などの)将棋の記事はというと、新聞社の担当の記者が書かれるのが普通だと思いますが、5日は自戦記の形でした。ご自分で戦った棋譜(将棋の駒を進めた跡)を回想しながら書くのですから、将棋の実力以外に文章を書く能力も必要です。写真の顔もそうですが、懐かしさと頼もしさで、その記事も何度も何度も読み返しました。

記事の3段目の終わりには、『“桂香”のプロ日記』という、毎月か毎週かはつまびらかでありませんが、連載されている記事もありました。自分も10数年前、月刊誌(明治図書)で広野幼稚園の造形(絵画)について小学校の教員宛に連載したことがありますが、連載はなかなか精神的負担の大きいものです。

今後もおからだに気をつけられ、文筆や学業だけではなく、本業(将棋のプロ)としてのご活躍を願っております。ご家族の皆さまによろしく。 (京都新聞より掲載)