水陸両用の観光バスに乗って興奮
三連休の一日、長浜の文泉堂という本屋さんに出掛けました。こどもの広場のトップページを彩る巻頭言として使う、気の効いた文章を手っ取り早く見つけようとの考えからでした。もちろん、黒壁ガラス館などにも立ち寄ろうと魂胆もあったのでした。
ところが、朝早く着きますと、何となく昼からの空模様が危ぶまれます。そこで、急遽、午前中は観光、午後からは室内での仕事と心を切り替え、今年の3月から運行し始めたという水陸両用の観光バスに乗車することにしたのでした。
陸上を20分、水上を25分、所要時間は45分という短さですが、結構充実した時間でした。スタートは長浜八幡宮のお旅所から。すぐに湖岸道路に出て、豊臣秀吉が最初に築城したという長浜城の横を通り、現存する国内最古の駅舎で、日本の鉄道の出発点である東京の新橋駅を真似て造られたという旧長浜駅舎、ここは、梅小路機関車館には再々出向いたのでという方にはお薦めです。一筋の道路を挟んだ隣は、慶雲館、1・2月の梅の季節には盆梅展が著名です。
湖岸に出ますと、ここからが今回の見物、バスが船に変身します。ちなみに、運転手さんは観光バスの大型2種だけではなく、船舶関係の免許も必要です。スロープを下っていくのですが、ある時点ですばやくくるまを引っ込め、スクリュウを回し始めなければなりません。運転手でなくても緊張の一瞬です。
無事着水してからは、湖上から湖岸を眺めます。長浜城を起点に見渡せば、南には、琵琶湖大仏、かなり昔からある長浜ドーム、東海道線からも見えるエレベーター工場の(170メートルとか)実験棟などが見物(みもの)です。
船が半回転しますと、琵琶湖にある三つの島のうち、二つが目に入りました。多景島、沖ノ島です。湖上のスピードは、陸上に比べ随分ゆっくりしています。東の方向、陸の方に目を向けると“山本山”という名の山があるというのに驚きました。広野幼稚園では、上から読んでも・下から読んでも同じということで、“たけやぶやけた”とか“うまがまう”などのように、逆さ言葉の例として結構使うことが多かったからです。
ちなみに、バスの車高は3.8メートル、長さは12メートル、車幅は2.5メートル、値段は8000万以上とのことでした。
2014/07/22 1:08 PM | カテゴリー:幼稚園からのご連絡 | 投稿者名:園長