日本昔話

去る12月の暮れ、4か月前に記したことのある日本昔話のDVDの続き、51巻から60巻までが発行されましたので、さっそく視聴したのでした。

 

データを記入しながら、子どもたちに与えるかどうかを判断し、その時期をいつにするかを決めるのですから、何分粗製乱造もしくは横着との批判は免れませんが“内容を検討せずに与えるよりは遥かにまし”と自己肯定し、またもや、延べ50数時間に渡る趣味(?)に取り組んだのでした。

 

そこで、内容評価欄に〇印をつけ、一度は子どもたちに視聴させようとした作品の中にも、甲乙があることを発見したのでした。

 

たとえば、脇役が何かの困難とか難渋しているときに主人公が登場し、ささやかな善行や功徳を施したという場面で、脇役が主人公に恩返しをするというストーリーが何編かありました。

この恩返しの内容が、善行に値する程度の物なら良いのですが、あまりにも過大すぎる褒賞であったり、その結果が魚や獣類の乱獲を促すものであったり、果ては、お金(大金持ち)に関するものであったりすると、少し首をかしげざるを得ないという事態に至ったのでした。

 

そこで、たとえ、恩返しという方民向きのテーマであっても、A級(◎)作品に限りたいとの結論を下したのでした。

 

結論的に言えば、現在購入した60巻(240話)の作品のうち、平成25年以後の広野幼稚園の保育現場において、実際に使用可とする話は、20話程度、多くて30話までになるということです。

 

お正月早々、難しい話で申し訳ございませんでした。