災害時の避難についての書類作り・・・

お正月明けから改めて災害時の避難(訓練)についての書類作りを始めました。現存する書類をより良いものにしようというものです。ある意味で簡単にできると思っていたのですが、予想以上に手ごわい相手でした。

毎月の避難訓練を見直していますと“これも入れておいた方がいいのではないか”“こちらも・・・”とだんだん広がっていきます。電気ごたつにあたりながらも額に脂汗を流しています。

建築の専門家なら初歩的なことも、専門外のものにとっては難解です。間仕切りとか、天吊り、ラスばりなどはなんとなく分かりますが、浮きとか、せり出し、はらみ、エフロレッセンスなど今まで聞いたことのない言葉が出てきます。なかなか仕事ははかどりません。

ここまで、理解している幼稚園関係者は少ないであろうと思いながら、これらの理解が子どもたちの安全に少しは役立つのではないかとの思いです。

ようやくここで分かったことは、建物は“構造体”と言われる部分と“非構造部材”と呼ばれる部分に分けて考えるとよいということでした。

結論的に言うなら、全国的に見ても、構造体の耐震化は少しずつ着実に進めつつあるのですが、非構造部(天井・壁面・備品など)の耐震化については、「もっと勉強しなさい」、「注意が足りませんよ」ということだったようです。