カンナを掘り起こして

ある朝のこと、起き上がろうとしますと、全身の骨もからだも堅くなったようでした。立ち上がるのもよぼよぼしています。何事が起きたのかなと一瞬びっくりしましたが、この前日にカンナの球根を掘り起こし、少々がんばったことに気づきました。いずれにしても、大したこともしていないのに、からだが堅くなるようではと嘆いたのでした。

掘り起こしの作業中考えたことは、広野幼稚園の丸山ガレージの東側に植え替えるとよいのではないかということでした。ここならくるまにとっても、カンナにとっても最善の場所ではないかと思ったからでした。

それは、カンナは背は高くはなりますが、草花ですので、送迎される保護者のくるまが当たっても傷がつくこともありません。また、逆に、カンナの方も少々当てられても自らの力で再生するであろうと思ったからでした。

翌日、くるまで運んできたカンナを、運転手さんたちが手際よく、植え込んでくださいました。少々痛んだ球根ですが、来年の初夏から初秋にかけて、立派な花を咲かせてくれることでしょう。