今年の漢字、輪に思う “手、つなぎあって、輪になって”

最近、世間の大きな注目を集めるようになった、京都は清水寺の森貫主が毛筆で書かれる今年の漢字は“輪”と決まりました。ある程度、予想が的中した方も多かったのではないでしょうか。

 

オリンピック(五輪)、世界最大のスポーツの祭典が7年後の56年振りで東京で行われることが決まり、スポーツに関心をもつ方々の心に点火し、燃え立たせ、心を浮き立たせた年です。

ご存じのように、広野幼稚園の園歌の3番には、“手、つなぎあって、輪になって”の一節があります。昨日、森貫主が解説された通りで、今後は一段と世界の人々が手をつなぎ合い、協力し助け合って行かなければならない時代でしょう。40年前に作成した園歌の主旨を語っていただいたようで、私としても、我が意を得たりの感がいたします。

また、3歳児たちが園歌を歌う場合、クラスの仲間が手に手をとってという意味で、手をつないで歌う場合もあります。この行動も、今後来る時代の先取りをしているのかもしれません。

また、園内では、数年前から話し合いのなかで常に交わされていた“おもてなし”の心、この心・言葉も、滝川クリステルさんのプレゼンテーション以後、あちこちで使われ始めています。何か、7年後のオリンピック、広野幼稚園の考えているところと共通するところが多く、ちょっとした情報にも浮き浮きしています。

できれば、競技種目の中に野球・ソフトボールが入れば、一段と興味が増すのですが・・・。

一円募金

9月17日、一円玉贈呈式を園内の講堂にて行いました。

年長組の各クラス代表2名が舞台に上がり、園長先生にお預けし、

20日には年長組を代表して2名の子どもが洛南タイムス社に届けに行ってくれました。

「いい国になるように」と言う意味を込めて「11922円」贈らさせて

いただきました。

「このお金はどんなことに使っていただけるのですか?」の子ども

からの質問に「震災などでご両親が亡くなられた子どもたちにランドセルなどを贈ったり、

病気で学校に行けない子どもたちの為に勉強道具などを贈ったり、世の中で困っている

子どもたちのために使いたいと思います」と教えてくださいました。

毎日、コツコツと一円玉を持ってきてくれたお友達もいれば、毎週月曜日に必ず持って

きてくれたお友達、そして、家族ぐるみで協力してくださった方、本当にありがとう

ございました。

その優しい気持ちで、苦しい思いをしている子どもたちに、少しでもたくさんの笑顔が

増えていってくれることを願っています。

3学期も引き続き優しい思いが届いてくれると嬉しいです。