サッカー大会表彰式

連日、熱戦だったサッカー大会。保護者のみなさまも、子どもたちのプレーに大きな声援を送ってくださりありがとうございました。最初はボールを蹴ったら行方を見守るだけだったり、蹴る方向が分からなかったり、思わず手を使ってボールを止めたり…そんな子どもたちでしたが、徐々にルールを理解し、自分のポジションの役割や動きもしっかりと覚えることができました。一試合終えるたびにチームの絆も深まり、子ども同士で声を掛け合う姿も見られるようになりました。また、勝利に喜びの声を上げる子、負けて悔し涙を流す子と精一杯取り組んだからこその子どもたちの姿に担任一同も胸が熱くなりました。

そして今日サッカー大会の表彰式を講堂で行いました。Aチームは1位いちょう組、2位もみじ組、3位ふじ組、4位うめ組、5位さくら組、Bチームは1位ふじ組、2位うめ組、3位いちょう組、4位さくら組、5位もみじ組という結果に終わりました。特にAチーム3位以下のチームの対戦結果が1勝3敗だったため得失点差により順位が確定しました。

クラスから代表2名ずつが壇上に上がり、園長先生から表彰状とトロフィーをいただきました。そのトロフィーをバトンのようにして先頭の子どもから後列の子どもへと回していくと、歓声が上がり笑顔が溢れていました。

トロフィーと賞状は各クラスに飾ってありますので、明日の参観にお越しいただいた際にご覧になってくださいね。

 

早稲田大学人間科学部教授、吉村正氏の式典に参加

なかなか身内のことを書くのは難しいものです。約1か月ほど前に、(昭和40年代の2年間、広野幼稚園に籍を置いていた)自分の弟がアメリカのソフトボール協会の殿堂に入らせていただいたことを書きましたが、受賞を記念した式典が東京のリーガロイヤルホテルで開催されました。大勢の方々のバックアップがあってこその受賞ですので、身内としても出向かなければならないのでした。

なぜ殿堂入りできたのかは、早稲田大学のソフトボール部を率いて、述べ17回もハワイ州の予選を勝ち抜いてアメリカ本土に遠征したこと、また、そこで、試合中一切の抗議をしなかったこと、また、優勝をも果たしたことなどが評価されてのことです。

今では自分とは生きている世界が少し異なりますので、参加者の中に知っている方はほとんどいません。強いて言えば、サッカー教室をやっていただいているジャクパの黒羽専務ぐらいです。残念だったのは、私と一緒に明治図書から“幼児と保育者の心の通いあい”を共著で出した東京理科大の丸山克俊先生や、“子どもの心とからだを育てる”の出版に尽力していただきました大修館書店の編集者、綾部健三氏らとは再会できなかったことでした。

しかし、出席者の中には、プロ野球は巨人の王定 選手に一本足打法を指示した荒川選手(コーチ)や元ロッテのピッチャーでアメリカ大リーグにも挑戦した小宮山投手、2年前のドラフトでセンセーショナルを巻き起こした現日本ハムの大島巧選手などもテレビなどでは顔を知っている方もおられました。

そこで、大島選手とのツーショットを試みました。その写真は、保護者の皆様には、いつかどこかで見ていただける機会があるかも知れません。

最後の謝辞では、本人が生い立ちの記を話したのですが、またもや、5歳の時から兄(私のこと)に仕込まれと形容詞をつけてくれたのには感動しました。また、口ごもりながらも自分にとっては義理の妹に当たる奥さんに感謝の意を表したのには、思わず涙がこぼれそうになりました。

 

 

赤穂浪士の討ち入りの日(12月14日)に

毎年、年末になるとどこかのテレビ局で大石内蔵助を筆頭とする赤穂浪士の討ち入りが放映されます。日本人の多くは多かれ少なかれ半?官びいきなのでしょう。源義経などもその流れの中にいる人物なのでしょうね。

さて、今年の12月14日は不思議なことに東京にいました。予定では会津若松にいるはずだったのですが、あいにくの寒気(雪)で予定を変更したのでした。

NHKの今年の長編ドラマである八重の桜の最終日を翌日に控えてのことですので、何が何でも会津を目指したのですが、翌日の自分の弟の式典の時間に間に合わないと非常にまずいので、断念したのでした。

急に土曜日一日の予定がなくなってしまったので、浅野内匠頭やその奥方である瑤泉院、大石内蔵助ら47士、これらの方々を匿い、武器などを密かに用意した義商、天野屋義兵衛らのお墓のある泉岳寺を訪れました。

(泉岳寺を訪れるのは、今年2回目です。何かご縁があるのでしょうか。)午前10時には何かのイベントが行われるのではないかという予想でしたが、11時からお坊さま方の読経があるとのことでしたので、近くにある内蔵助以下14名の方々が切腹された肥後(熊本)の細川家のお屋敷跡に行って来ました。この同時刻、近くの保育園の園児と見られる子ども10人足らずが二人の先生に付き添われて通り過ぎました。多分お散歩だったのでしょう。しかし、残念なことに、まったく、足を止めることはありませんでした。

 

11時からの読経は、23人の僧侶の参列のもと行われましたが、時間はわずか10分足らず、ちょっとあっけないものでした。

去年の12月14日は、バスのツアーで赤穂にいたのですが、大石神社の境内などでは山伏たちによる荘厳な読経が声高らかに唱えられ、この町全体が盛り上がっていました。

また、何年か前に見学した京都は山科の毘沙門堂から大石神社に向かう隊列の後ろについて回ったことがあるのですが、寺西幼稚園の園児も参加していてなかなか盛大なものでした。
これに引き換え、大東京で行われる義士祭は、供養するという本来の意義で行われているようで、大きなイベントを期待した人間にとっては少し予想外なものでした。

温かい贈り物

寒い日が続く中、今日、とても心が温まる出来事がありました。

朝、登園してきた子どもが「せんせい!」と2枚の絵を持ってきてくれました。

私は何かと思い、その子どものお母様が横に書いてくださった言葉を見ていますと、それはおもちの絵でした。

おもちパーティー当日、風邪で残念ながら欠席で、福餅を届けた子どもからとても嬉しい気持ちのこもったものが返ってきたのです。

お家で、もちつきの歌を歌うほど、おもちパーティーを楽しみにしていたそうで、福餅をもらった嬉しさのあまり、おもちの絵を2枚も描いてくれたということでした。

当日一緒には食べられなかったけれど、これだけ喜んでくれたことがとても嬉しく、福餅を届けて本当によかったなと思いました。

その2枚も描いてくれた子どもの気持ちにも温かくなりましたが、その絵の横にお母様がメッセージを書いてくださったことにも感動しました。

このような子どもたちの嬉しさ、喜びを私たち保育者にも届けて頂きありがとうございます。

2学期も残りわずかですが、より一層充実させていきたいと思います。