早稲田大学人間科学部教授、吉村正氏の式典に参加

なかなか身内のことを書くのは難しいものです。約1か月ほど前に、(昭和40年代の2年間、広野幼稚園に籍を置いていた)自分の弟がアメリカのソフトボール協会の殿堂に入らせていただいたことを書きましたが、受賞を記念した式典が東京のリーガロイヤルホテルで開催されました。大勢の方々のバックアップがあってこその受賞ですので、身内としても出向かなければならないのでした。

なぜ殿堂入りできたのかは、早稲田大学のソフトボール部を率いて、述べ17回もハワイ州の予選を勝ち抜いてアメリカ本土に遠征したこと、また、そこで、試合中一切の抗議をしなかったこと、また、優勝をも果たしたことなどが評価されてのことです。

今では自分とは生きている世界が少し異なりますので、参加者の中に知っている方はほとんどいません。強いて言えば、サッカー教室をやっていただいているジャクパの黒羽専務ぐらいです。残念だったのは、私と一緒に明治図書から“幼児と保育者の心の通いあい”を共著で出した東京理科大の丸山克俊先生や、“子どもの心とからだを育てる”の出版に尽力していただきました大修館書店の編集者、綾部健三氏らとは再会できなかったことでした。

しかし、出席者の中には、プロ野球は巨人の王定 選手に一本足打法を指示した荒川選手(コーチ)や元ロッテのピッチャーでアメリカ大リーグにも挑戦した小宮山投手、2年前のドラフトでセンセーショナルを巻き起こした現日本ハムの大島巧選手などもテレビなどでは顔を知っている方もおられました。

そこで、大島選手とのツーショットを試みました。その写真は、保護者の皆様には、いつかどこかで見ていただける機会があるかも知れません。

最後の謝辞では、本人が生い立ちの記を話したのですが、またもや、5歳の時から兄(私のこと)に仕込まれと形容詞をつけてくれたのには感動しました。また、口ごもりながらも自分にとっては義理の妹に当たる奥さんに感謝の意を表したのには、思わず涙がこぼれそうになりました。