新しい遊び場が誕生!

新しい土地が生まれた訳ではないのですが、既存の施設に何の手も加えず新しい遊びが誕生しました。それは、いちご組の北側にある保育所乳児の避難滑り台を日常生活の中で活用していこうというものです。

 

 

 

この地点は、避難滑り台が独立してあるのではなく、普通の階段と平行してありますので、登り降りが簡単です。今までから一部の子どもが立ち入り禁止の標識である黄色いフェンスを無視して滑ることが日に一・二度はあったのでした。そのため、お粗末なことではありますが、その度ごとに、周辺にいる保育者が「登ってはだめよ」などの禁止の言葉をかけざるを得なかったのでした。

そこで、今回、発想を180度展開し、この滑り台を一つの大きな遊具として活用しては?ということを思いつきました。両隣にある階段を登り、滑走面を降りてくるという流れです。この流れは、滑走面下にあった黄色いフェンスを屋上のテラスに移動するだけのことで生まれたものです。

滑り台の逆さ登りや頭から滑ることは絶対止めてもらわなければなりませんが、私たち保育者としては、禁止事項の一つがなくなるのは非常に嬉しいことです。また、子どもたちにとっては、とても楽しい遊び場が生まれたことを喜ぶかのような嬉々とした声が飛び交っています。

改めて環境を見直すことの大切さを感じています。