12月2013

山梨学院大学附属高校の優勝を祝す

昨年は沿道で応援した全国高校駅伝。男子の部では、山梨県の山梨学院大学附属高校が初優勝を飾りました。誠に、おめでとうございます。

駅伝ファンなら先刻ご存じのように、日本の長距離ランナーに刺激を与えようと、ケニア人留学生を最初に受け入れたのは、自分の記憶に間違いがなければ、山梨大学でありました。今をさかのぼること20数年も前のことです。

このことが日本の長距離ランナーに刺激を与えたことは間違いありませんが、反面、いろいろな問題も含んできました。これに影響はすぐに高校駅伝にも押し寄せ、ある東北の高校などは、高校駅伝の1区と3区にケニア人留学生を走らせ、圧勝したこともありました。

この対策としてのルール改正は、外国人は1区10000メートルだけ走れるという時期を経て、今では3区の約8000メートルだけ留学生が走ってもよい区間となっています。それでもこの2・3年は、ケニア人留学生のいる、仙台育英、広島の世羅、愛知の豊川高校などの優勝が続いていたのでした。

今年も有力選手(カマイシという名)を要する世羅高校が最有力視されていたのですが、この選手がふだんの実力の3割程度しか発揮できず、最終区の9区は4校(山梨・福岡の大牟田・三重の伊賀白鳳・世羅)が抜きつ抜かれつの大接戦となりました。全国高校駅伝史上最高におもしろかった大会であったろうと思っています。

トラック勝負となり、最後はスプリントに勝った山梨大学附属の西田選手が競り勝ったのですが、不思議なことにこの高校には、当然いるであろうと想定されるケニア人留学生がいなかったのでした。

何も留学生を忌避するつもりはありませんが、久々の日本人だけのチームの優勝に心躍ったものでした。ちなみに、私が応援していたのは、伊賀白鳳でした。この学校は、旧高校名を上野工業高校と言い、広野幼稚園のききょう塾が時折、寄せていただく、伊賀上野市にあるからでした。

個人面談で

先日は二日間にわたり、個人面談ありがとうございました。

担任の知らない家での姿など、普段ゆっくりと聞くことができない話を聞かせていただけるのは大変嬉しく、また、お子様の成長ぶりを共に感動したり、有意義な時間を過ごすことができました。

その中で、幼稚園で模写をしてからモディリアニの本が欲しくなり、本を買ってはそれを見ながら「画家になりたい!」と言い、絵を描いているという話を聞きました。

そして今日、そのお友達が本を持ってきてくれました。

モディリアニのさまざまな絵が載っていて、説明が子ども向けに書かれてあり、大変興味深く嬉しそうに紹介してくれました。

また、お母さんに名前シールを貼ってもらってあり、ぼくの物!と大切にしているのが伝わってきたのでした。

幼稚園での経験から、いろいろな思いや夢を抱いてくれる話を聞くと嬉しくなります。

夢は大きく!がんばってもらいたです!

今年の漢字、輪に思う “手、つなぎあって、輪になって”

最近、世間の大きな注目を集めるようになった、京都は清水寺の森貫主が毛筆で書かれる今年の漢字は“輪”と決まりました。ある程度、予想が的中した方も多かったのではないでしょうか。

 

オリンピック(五輪)、世界最大のスポーツの祭典が7年後の56年振りで東京で行われることが決まり、スポーツに関心をもつ方々の心に点火し、燃え立たせ、心を浮き立たせた年です。

ご存じのように、広野幼稚園の園歌の3番には、“手、つなぎあって、輪になって”の一節があります。昨日、森貫主が解説された通りで、今後は一段と世界の人々が手をつなぎ合い、協力し助け合って行かなければならない時代でしょう。40年前に作成した園歌の主旨を語っていただいたようで、私としても、我が意を得たりの感がいたします。

また、3歳児たちが園歌を歌う場合、クラスの仲間が手に手をとってという意味で、手をつないで歌う場合もあります。この行動も、今後来る時代の先取りをしているのかもしれません。

また、園内では、数年前から話し合いのなかで常に交わされていた“おもてなし”の心、この心・言葉も、滝川クリステルさんのプレゼンテーション以後、あちこちで使われ始めています。何か、7年後のオリンピック、広野幼稚園の考えているところと共通するところが多く、ちょっとした情報にも浮き浮きしています。

できれば、競技種目の中に野球・ソフトボールが入れば、一段と興味が増すのですが・・・。

一円募金

9月17日、一円玉贈呈式を園内の講堂にて行いました。

年長組の各クラス代表2名が舞台に上がり、園長先生にお預けし、

20日には年長組を代表して2名の子どもが洛南タイムス社に届けに行ってくれました。

「いい国になるように」と言う意味を込めて「11922円」贈らさせて

いただきました。

「このお金はどんなことに使っていただけるのですか?」の子ども

からの質問に「震災などでご両親が亡くなられた子どもたちにランドセルなどを贈ったり、

病気で学校に行けない子どもたちの為に勉強道具などを贈ったり、世の中で困っている

子どもたちのために使いたいと思います」と教えてくださいました。

毎日、コツコツと一円玉を持ってきてくれたお友達もいれば、毎週月曜日に必ず持って

きてくれたお友達、そして、家族ぐるみで協力してくださった方、本当にありがとう

ございました。

その優しい気持ちで、苦しい思いをしている子どもたちに、少しでもたくさんの笑顔が

増えていってくれることを願っています。

3学期も引き続き優しい思いが届いてくれると嬉しいです。

ありがとう!お花のプレゼント

先日、広野中学校の生徒さんが、幼稚園の子どもたちへと、プランターに植えたお花を持って来てくださいました。

広野中学では6月からビオラやストーブなどの洋花を育て中、お世話になった施設にプレゼントしてくださっているそうです。

手間をかけて育ててくださってお花たちなのです。

今年も9月に広野中学校の2年生が、職場体験にきてくださいました。

地域的にも広野幼稚園のそばなので、卒園児も毎年数名なつかしい顔を見せてくれます。

どの卒園児も姿は大きくなっているのですが、顔には幼い面影があり、○○ちゃんと声を掛けてしまいます。

心を込めて育ててくださったお花達、幼稚園の子どもたちで大切に育てていきたいと思います。ありがとうございました。