2月2014

廬山寺の大型ポスターをゲット!

今出川通りを東へ、御所の東北端を過ぎ、寺町通を右折すると、赤地に白抜きの節分ののぼりが見えてきます。清浄華院大殿です。節分の用意がなされているかと見回しましたが、残念ながら、お花(華道)の先生たちの出入りが目をひく程度です。

もう少し下がる(南へ行く)と、紫式部邸宅址に建つ廬山寺(ろざんじ)です。節分の行事としては鬼法楽の名で著名です。ここでは、明日、鬼たちが暴れまわる舞台は準備万端整っています。受付で、鬼の五色豆を購入し、その後、手を清め、ご本尊にお参りします。

ここで、迫力ある鬼のポスターに心ひかれました。広野幼稚園には、節分で有名な京都の吉田神社や壬生寺のポスターがありますので、ここを合わせて3点揃えばと子どもたちの視野を広げると無理を承知でおねだりしました。幸いなことに、坊守(お寺の奥様)の承認を得て大判の素晴らしいポスターをゲットしました。来年度のこの時期には、広野幼稚園の壁面に吉田神社や壬生寺と並んで飾られることでしょう。保護者の皆様も、一度は訪れていただけるととても喜ばれことでしょう。

 

大喜びで山門を出、去年の大河ドラマに古い名前の女紅場として登場した鴨祈高校の手前で左折すると、またもや、節分ののぼりが・・・。清荒神です。ここでもお参りしたあと、京大病院の北側、近衛通を東へ進みます。

東大路に出ますと、ここが思案のしどころです。北へ行けば吉田神社、南へ下れば、聖護院です。吉田神社には何度もお邪魔していますので、今日は聖護院へ向かうことにしました。皆様方には京都銘菓、“八つ橋”でおなじみでしょう。

聖護院は、山伏の集う寺院として知られています。庭園内には、明日に備えて杉の葉が井桁状にうずたかく積まれています。山伏たちの力強い読経が聞こえてくるようです。院内に入らせていただくと、すべての仏は向背(こうはい)に炎を掲げるお不動様です。通りかかったお坊さんに「どのようにお参りするのですか」とたずねると、「手を合わせるだけでよいのですよ」の答えに安心しました。

筋向かいにある縁結びや交通神社として知る人ぞ知る、須賀神社に今後の通勤の安全をお願いしているうちに小雨も降り出しましたので、市バスに乗ったのでした。節分の前日の雰囲気が5社寺からそれぞれ味わえ、十分満足した小旅行でした。

第2回 半日入園

朝は冷え込みましたが、ぐんぐん温度が上がり暖かくなったこの日…2月1日土曜日は新入園児さんの第2回半日入園でした。

いよいよ2月に入り入園まであと2ヶ月。

先日の入園説明会で制服や体操服、保育用品も揃えていただいたので、ますます、入園を待ち遠しく思って下さっていることでしょう。

私たちもとても楽しみです。

3日の節分を前に、鬼の面や、紙コップを使って鬼を作ったりしながら豆まきを楽しみました。

 

〝もうすぐ幼稚園〟という気持ちがパワーとなっているようで子ども達の「やってみよう」という〝意気込み〟をあちらこちらで見かけることができました。その後ろでとても温かく応援してくださっているお父さまやお母さまの姿に「大切なお子さまをお預かりする」ことの責任と喜びを改めて感じていました。

次回の第3回半日入園は3月1日土曜日です。お子さまにも保護者の方々にもより幼稚園が好きになってもらえるよう準備してまいります。どうぞお楽しみに…

青谷聖家族幼稚園の園舎竣工式

1月31日、城陽市の青谷聖家族幼稚園で園舎の竣工式が行われました。これも一つの機会かと思いますので、木の香りも優しい園舎の見学を兼ねて出席させていただきました。

式典は10時からですが、9時30分過ぎには到着していました。一番乗りではありませんでしたが、駐車場のくるまは2・3台でした。

さっそく、あちこちを回らせていただきますと、まず、目に付いたのがトイレでした。トイレにはドアがなく、薄いピンク色のカーテンで仕切られていました。なるほど、これなら、まったく指詰めなどの心配はありません。

保育室に入りますと、目に飛び込んで来たのは、壁面に掛けられていた個人別の袋でした。多分、クラス全員の名前が書かれているのでしょう。この中に入れるのは保護者宛のお手紙類のようです。広野の保育所乳児組では早くからこのような形式で使っていますが、幼稚園ではまったく使っていないので、再考の余地があるのではないかと思いました。

式典に出席した園児たちの歌声はかなり以上のレベルでした。カトリック系の幼稚園ですので、讃美歌などを歌う機会が多いのでしょう、心に染みる歌声でした。