橋本紗貴(立命館宇治高校)さんが職員室に!

去る金曜日の午後、一人のかわいい女子高校生の訪問を受けました。彼女の名前は、橋本紗貴さん、このブログで2度ほど登場していただいた立命館宇治高校の2年生です。去年の暮れの全国女子高校駅伝で都大路を走った卒園生です。

聞くところによりますと、彼女はゆり1組(北尾)、ダリア1組(永野)、ふじ組(松田)のコースを進んだようですが、受け持ち担任の三人とも現在は在籍していませんので、やむなく私を頼ってくれたようでした。望外の喜びです。

応接室で1時間を越える時間を持ったのですが、その間、当方の行方定めぬいろいろな方面のインタビュー(質問?)に答えてくれました。

中でも印象に残ったのは京都市内の地理に詳しいこと、西大路と烏丸通の間の千本通と言えば、即座にイメージできた様子。平野神社の前(桜の名所で女子駅伝の第二中継所)と言えば、当たり前のことかもしれませんが、“ああ、ああ”という感じ。二条城一周は1500メートルと言えば、その距離感がはっきりする感じ。嵐山の渡月橋から大覚寺(ここはご存じなかった様子ですが)までの往復は、“行きはよいよい、帰りはこわい”と言えば、行きはかなり下っていて、帰りの登りはしんどいのだなあと納得してくれた様子。年令差を越えて結構話が弾みました。

肝心の陸上競技の話は、元々、大久保小学校では走っていず、中学校に入って友達から誘われたので、この道に入ったとのこと、陸上競技の中では一番しんどいと言われる800メートルか1500メートルが得意とのこと、高校1年生の時は少々(かなり)ケガに苦しんだが、2年生になって回復し、今年は走れたが、強い後輩たちが育ってきているので、正選手は保証されていないことなど、目立たぬ陰の努力が必要なことをとつとつと話してくれました。

広野幼稚園卒の陸上選手としては、旭化成入りした10000メートルの引地誠くんや現在は早稲田大学競走部に在籍している100メートル10秒04の竹井くん(在籍時の担任は川上先生)らの名が浮かびますが、彼女もまた、大きく羽ばたいてくれることを祈念しつつ、26年度も京都を走れたら、中継所の近辺でこっっそり見守ることを約束して別れたのでした。