3月2014

今年度の落し物

昨日から2日間ピロティで展示させていただいておりました今年度一年分の落し物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラス間で回覧し、子どもたちにも確認はしていましたが、それでも持ち主がわからなかったものです。

お心当たりのある方は、20日(木)までに各担任まで申し出てください。申し出のなかったものは25日(火)の終園式後、破棄させていただきますのでご了承ください。

また、春休み中に持ち帰った持ち物の名前の確認やクラス名の書き換えもお願いします。

橋本紗貴(立命館宇治高校)さんが職員室に!

去る金曜日の午後、一人のかわいい女子高校生の訪問を受けました。彼女の名前は、橋本紗貴さん、このブログで2度ほど登場していただいた立命館宇治高校の2年生です。去年の暮れの全国女子高校駅伝で都大路を走った卒園生です。

聞くところによりますと、彼女はゆり1組(北尾)、ダリア1組(永野)、ふじ組(松田)のコースを進んだようですが、受け持ち担任の三人とも現在は在籍していませんので、やむなく私を頼ってくれたようでした。望外の喜びです。

応接室で1時間を越える時間を持ったのですが、その間、当方の行方定めぬいろいろな方面のインタビュー(質問?)に答えてくれました。

中でも印象に残ったのは京都市内の地理に詳しいこと、西大路と烏丸通の間の千本通と言えば、即座にイメージできた様子。平野神社の前(桜の名所で女子駅伝の第二中継所)と言えば、当たり前のことかもしれませんが、“ああ、ああ”という感じ。二条城一周は1500メートルと言えば、その距離感がはっきりする感じ。嵐山の渡月橋から大覚寺(ここはご存じなかった様子ですが)までの往復は、“行きはよいよい、帰りはこわい”と言えば、行きはかなり下っていて、帰りの登りはしんどいのだなあと納得してくれた様子。年令差を越えて結構話が弾みました。

肝心の陸上競技の話は、元々、大久保小学校では走っていず、中学校に入って友達から誘われたので、この道に入ったとのこと、陸上競技の中では一番しんどいと言われる800メートルか1500メートルが得意とのこと、高校1年生の時は少々(かなり)ケガに苦しんだが、2年生になって回復し、今年は走れたが、強い後輩たちが育ってきているので、正選手は保証されていないことなど、目立たぬ陰の努力が必要なことをとつとつと話してくれました。

広野幼稚園卒の陸上選手としては、旭化成入りした10000メートルの引地誠くんや現在は早稲田大学競走部に在籍している100メートル10秒04の竹井くん(在籍時の担任は川上先生)らの名が浮かびますが、彼女もまた、大きく羽ばたいてくれることを祈念しつつ、26年度も京都を走れたら、中継所の近辺でこっっそり見守ることを約束して別れたのでした。



楽器・おもちゃ感謝祭

先日のノーチャイムデーの後、楽器・おもちゃ感謝祭をおこないました。

いつも楽しく遊んでいるおもちゃや楽器が幼稚園にはたくさんあります。

長年たくさんの子どもたちと遊んだので、壊れてしまったものもあります。

直せるものは先生たちで直し、大切に使ってきました。

それでもどうしても壊れてしまったおもちゃや楽器は、「今までありがとう」という思いを込めて。燃やし、煙に乗せて空へ届けるのです。

今年の感謝祭には、音楽発表会の練習や毎日休み時間に何度も音を鳴らして遊んだ和太鼓や木琴のバチ、様々なお話の世界へ連れていってくれた絵本がありました。

和太鼓のバチは2本あり、「音楽発表会で和太鼓を使ったお友達はいますか?」という先生の問いかけに元気いっぱい手を挙げた子どもたち。

長年使ってきて、今年もたくさんの子どもたちが使ったのに2本しか折れていませんでした。

これはみんなが大切に使っているからですね。

そんなお話を聞いて、子どもたちみんなで目をつむり、今まで沢山の子どもたちを楽しませてくれたおもちゃや楽器に思いを寄せました。

物を大切に使う気持ちを子どもたちがこれからも持ち続けていってくれることを願います。

 

待ちに待った・・・

今日、れんげ1・2組とつくし組で遠足に行きました。

実はこの遠足、13日の木曜日に行く予定だったのですが、あいにくのお天気で行けなかったのです。

「楽しみにしてたのに・・・」と残念がる子どもたちだったのですが、「テルテル坊主にお願いしよう!」と前日に作っていたテルテル坊主に必死にお願いをしている子どももたくさんいました。

そして今日、待ち焦がれていたいちご狩りへ行くことになったのです。

幼稚園に来るなり「もう行く?まだ?」「あ~楽しみやなぁ…!」と胸を踊らせていました。

いざ、精華町にある川西観光苺園へ!

「何個食べる?」「100個!」「いーーーーっぱい!」と、会話を楽しんでいました。

ハウスにつくと、真っ赤ないちごが子どもたちをお出迎え!

目がキラキラし、「うわあ!」と歓声があがりました。真っ赤なもの、大きいものを自分で取ってほおばる姿はとても嬉しそうで、自然とえみがこぼれていました。

「〇〇ちゃん、このいちご真っ赤やし食べてみ」と、お友達のためにいちごを取ってあげる心の優しい子どももいました。

帰りの車内でも「美味しかったね」「お土産は妹にあげる!」と心温まる会話もありました。

年少児最後の遠足、とても楽しい思い出になりましたね。

 

最後になりましたが、お世話になった川西観光苺園の方々、引率してくださったお母様方、運転士さん、今日一日本当にありがとうございました。

東北大震災から3年・・・

一昨日の3月11日で、東日本大震災から、3年が経ちました。3年経過した今でも、テレビの映像を見たり被災地の現状のニュースを聞くと心が痛みます。

この日幼稚園は京都の私立幼稚園連盟の申し合わせにより半旗を揚げ、午後1時15分からは地震の避難訓練を行いました。この時期ですので、子どもたちの避難もスムーズにできました。

その後子どもたちが、赤ちゃんや小さかった頃に起こった大震災の話をし、亡くなった方々に対し黙祷をささげました。

また、「福島の子どもたちやご家族に温かい思いを届けましょう」と先日から、皆様にお願いしている支援金につきましては、98,606円も集まりました。この支援金は京私幼連盟が京都中の私立幼稚園で取りまとめ、福島県私立幼稚園連盟宛に送金させていただきます。このルートをたどるのは福島の子どもたちや幼稚園の現場などの復興に役立たせていただくためです。

皆様の温かいお心に、感謝いたします。ありがとうございました。