西院保育園の運動会を見学

前日に続いて、運動会の見学に出掛けました。今日は右京区の西院保育園です。この園の園長先生は、陵ケ丘小学校の校長時代、ご自身が専門とされている造形教育の分野でのご活躍のみならず、バレーボール部は市内の大会で優勝を争う常連チームに、また、大文字駅伝にも山科区の代表として送るなど、公立学校の先生にもかかわらず、いろいろな方面で子どもたちの成長を促されていたので、以前から尊敬している方で、広野幼稚園にも以前来園し、絵画のご指導をいただいたことがあります。この保育園では、2歳児でも跳び上がり前転ができるということを耳にしてのことでした。

西院ということなので、阪急の西院駅が頭に強く残り、西大路の四条でバスを降りましたが、これは大失敗。西大路五條のイオンモールの近く、開催地の西院中学校に着いたのは、9時20分を過ぎていました。

垣根越しに眺めますと、サーキット的な活動を4歳児が展開していました。あっと驚いたのは、鉄棒に飛び乗ったあとは腕でからだを支え、背筋を真っすぐ伸ばした姿勢で、五つ、数えていたことでした。背筋や腕の力を鍛え、鉄棒に対する恐怖心を克服する(慣れる)などに有効だろうなと思ったのでした。

ガードマンが警備されている校門を挨拶しながらくぐり、会場へ足を踏み入れます。早々にまた驚いたのは、5歳児のサーキット的活動でした。子どもたちは高低が違う4個セッティングされている鉄棒で逆上がりに取り組み、その後、これも高低の違う跳び箱を跳び越します。その後の登り棒は一本の支柱(竹)を4本のロープで引っ張って立てた4メートルもある仮設のもので、これを子どもたちは全力を尽くしてよじ登り、先端に取り付けてあるタンブリンをたたいて降りてくるというものでした。途中で自ら断念する子どももいましたが、半数以上の子どもが保護者の前で成就の喜びを表現していました。

その他、2or3歳児が幅の狭い“平行棒”を両手両足を巧みに使って前進し、降り際には、自分のからだを前後に反転させて慎重に降りるなど、(ちょっと腕力系の運動が多いようにも思いましたが、)立派なご指導振りに感動したのでした。