立命館宇治高校の橋本選手来園

先日の全国高校駅伝の女子の部で、惜しくも優勝を逃した立命館宇治高校、大変残念なことでした。このチームの主力メンバーの一人、橋本紗貴選手が昨日、ご挨拶に来園していただきました。大変律義なことで痛み入っております。

2・3日前のブログの通り、彼女自身は走れなかったのですが、チームの登録メンバーには入っていましたので、準優勝ということで、銀のメダルを獲得され、それを見せに来てくれたのでした。

彼女の3000メートルのベストタイムは9分20秒台、代役として走った選手は、9分40秒台ということなので、もしも、彼女が走っていたら、立命館宇治高校が優勝していたに違いないと思いますが、勝負事に“たら”“れば”は禁物。現実は深く真摯に受け止めなければなりませんが、それにしてもの思いしきりです。

一時間近く話し合ったなかで知ったことは、大会の少し前に疲労骨折を起こしたとか、そのため、名将、荻野監督は彼女が高校で競技生活を止めるならば走らせようかと考えられた節もあったようですが、系列校の大学でも競技を続ける彼女の将来を見越して、涙の決断をされたようでした。

立命館宇治高校から都大路の女子駅伝に出場した広野幼稚園の卒園生は、井垣千寿さん、辻井美智子さんに続いて3人目、近い将来、4人目・5人目が生まれることを期待するとともに、橋本選手のこれからの競技生活に幸あれと祈り、願い、楽しい時間に別れを告げました。