伏見人形の数々を見学

雪が華やかに舞うなか、新みやこホテルで行われた(北村先生の出身園である)光徳幼稚園の60周年記念祝賀会に出席したあと、京都駅を南から北へと縦断し、市バスの9番乗り場に向かいました。堀川通りを真っすぐ北上、今出川まで乗り越し、上京区の京都市考古資料館に寄せていただいたのでした。

と言いますのは、ここで、特別企画として伏見人形展が開かれていると聞いていたからでした。なぜ伏見人形かと言えば、数年前に伏見大社の北側で伏見人形の多数の土型が発見されたというニュースを聞き、それなりの関心を持ち、できれば、少しの数でも子どもたちの目にも触れさせたいと思っていたからでした。

入場は無料です。展示は、①土型、②土型から作られた素焼きの人形たち、③彩色を施された小ぶりでかわいらしい人形たち数百点が展示されていました。その他、伏見人形のできるまでの解説などもありました。

3月には広野幼稚園ではいろいろな地方の雛人形やいろいろな大きさや形のものを飾りますが、この中の一つとしても、伏見人形の立ち雛も加え、子どもたちの視野を広げたいと思っています。

なお、この展覧は6月30日まで行われるということですので、関心をお持ちの方は、どうかお出ましください。

京都駅からは市バス9番で堀川今出川下車、西へ200メートルです。

なぜかオーバーもジャンパーも着ていなかったので、多少寒さが身に染みましたが、目的を持って急いでいますのでさほどのことはありません。日ごろ立ち寄る鶴屋吉信の店には目もくれず、先を急ぎます。

近々、改めて、伏見の方に出向きたいと思っています。