工事後の人工芝の下の異物(クギや金属片)をなくすために

写真がないので、明確にイメージしていただけないのが残念ですが、もみじ組の引っ越しを行った日、これに呼応するかのごとく、人工芝下の掃除を行いました。

その目的は、人工芝下に落ちているかも知れないクギやビスなどの調査・撲滅です。先日園舎は完成しましたが、その工事に伴って人工芝グラウンドの西側の一部も資材置き場や作業者の通路として使っていただいていたので、人工芝下には子どもたちを傷つける何かが落ちているかもしれないからです。

時間は4時過ぎから。最終バスから降りて来た職員を待ち兼ねての作業です。人工芝は元々30センチ四方の物を組み合わせて成り立っていますので、この継ぎ目が離れると再度元のような状態に戻すには、一致協力しつつも、それなりの時間がかかります。

そうして、全職員が人工芝の継ぎ目を気にしながら、一気に捲り上げます。“心を合わせて一気に”というところがミソです。そうしないと重い重い人工芝を動かすことはできません。

捲り上げた後は、クギやビスが落ちていないのを大勢の目で確認しながらトンボ(地ならし器)やホウキで下に溜まっている土や腐葉土化した桜の花びら(葉)をかき集め、支援学校との境の幼稚園専用通路に撒きます。

本来なら、この後、消火用の40ミリのホースで人工芝下のコンクリートの表面を洗い落とすのですが、この日は、他の業者の仕事の邪魔になるので、十分とは言えないけれどもまずまずという作業を終了したのでした。

工事後の子どもたちの安全には、今後も十分注意したいものです。