人工芝を飛び石に

建築業者から園舎の引き渡しが済み、この周辺を整備していたときのこと、思わぬ収穫がありました。

新しい年長棟から人工芝グラウンドへ通ずる上靴のまま通る予定の通路を廃材(グリーンの人工芝や鉄製のてすり)を活用して作っていたところ、ふと気が付いたことは、切れ端の人工芝と人工芝の間に少し間を空けてはどうかということでした。そうすれば、曲線である通路を直線形である人工芝で簡単に覆うことができるであろうということでした。

この作業中に気づいたことは、(人工芝と人工芝の間に空間を空けるということで、)必然的に美しい図形が構成されるのではないかということでした。また、この図形は京都のお寺の名園などで見かける飛び石と共通するような効果を生むであろうということでした。

ここまでイメージが膨らみますと、もう一歩進めて、人工芝を意識的に30センチ角に戻し、グラウンド上での子どもたちの運動時に飛び石状態に設定すれば、簡単な一つの運動具となり、場面変換も容易にでき、おもしろい視覚的効果も期待できるのではないかということでした。

さっそく、子どもたちに与える運動具の一つとして、グラウンドで活用したいと思っています。