ヒルゲート、鶴見幸男

3・4日前うかがった画廊、ヒルゲートを再度訪問しました。展示している画家、鶴見幸男氏の要請にしたがったものです。

京都市役所前の御池の地下駐車場に止めて地上に出ると、寺町通は何かを迎える雰囲気です。織田信長の最後の地、本能寺から京土産物店の鳩居堂、民族楽器のコイズミ、かまぼこの茨木屋にかけて、ぎっしり人の波です。何事なりやと思いつつ、この中を通り抜けます。変な気分です。

久しぶりの出会いに話が弾んでいると、ウインドー越しに寺町通を南に下がって行く行列が見えます。何と先頭を切っているのは、京都市長の門川大作氏です。

続いて、京都消防局のカラーガード隊、何か華やかなことが起こりそうです。

しばし、会話を中断し、表通りに出ると、京都さくらまつりと題したパレードのようです。京都だけではなく、福井県の鯖江市、奈良県の添上高校、兵庫県の加古川からの参加校もあります。岡山県の美作高校の隊列からは、“ももたろうさん、ももたろうさん”の曲も流れて来ます。この中に交じって、私たち二人の母校、二条中学校のブラスバンド部の行列がやって来たのには感動しました。子どものように、手を振ったのは言うまでもありません。これが今日のブログを書いた最大の理由です。

合計、参加された28校の演奏のほんの一部しか聞いていませんが、母校の中学生の演奏が一番よかったように思いました。母校の後輩たちの活動の一端をかいま見て、若さを注入されてようなひとときでした。

この記事は、平成25年3月25日月曜日 京都新聞に掲載されております。

 

 

園長