イマジン

明日から三連休。週末の今日、子どもたちは持ち帰るものが色々と多い日です。そんな中、芸術の秋、真っただ中の子どもたちのスモック(時には体操服にも)には、活動の証ともいえる絵の具がついていることもしばしばです。

11月号のこどもの広場に作品展のお知らせを載せていますが、担任として切に願う内容がさらりと書いてあります。

作品展当日、子どもたちが描いた数枚の絵をご覧になられる時間はすぐに過ぎます。たいていの子どもたちは「これ!これが私の絵」と教えてくれますが、時間が経っているのもあり、年齢が低い子どもほど、一点ずつの絵の説明は難しくなってきます。

大人の社会と違って、教育の場では、何でも結果より経過が大切です。

どんな絵になったかではなく、どんなことを考えて取り組んだのか、表現する楽しさを十分に味わったのか・・・スモックを洗ったりたたんだりするときに、少しそんな子どもの姿を想像してみてください。

「ああ、このスイカの絵、あの時にスモックについていた赤色はこのスイカだったのか」と、つながっていくと思います。

子どもたちは造形活動を通して、目に見えない想像の世界を楽しく表現しています。どうか、保護者の皆様も目に見えない子どもの日常を想像して、楽しくお過ごしくださいませ。。。