卒園生にご協力

いつも子ども達が楽しみにしているノーチャイムデー。

広野幼稚園卒園児のKさんより、大学の卒論で幼児の「新規対象の絵画が幼児の知的チアリズムに与える影響」について調べたいので、母園で是非させてほしいと依頼がありました。十数年前のKちゃんを思い返すと、とても絵が描くのが好きで手先が器用だったなぁと思い浮かべると共に、協力できることがあればと、ノーチャイムデーの時間を使って年中・長の数人の子どもに協力してもらいました。3枚の絵を描くのですが、1回目知っている対象物を後ろ向けに置くとどのように描くか見ます。(うさぎのぬいぐるみを後ろ向けに)

2回目は知っている物の後前のない物を見せ、

3回目もう1度1回目と同じ物を見せます。すると1回目は後ろ向きのうさぎを描いていた子が見えない顔に目・鼻・口をつけている子どもが数人いました。

理由はかわいく描きたかったからのこと。結果的にKさんが立てた仮説とは相反していることが多かったそうです。他の保育園にも行かれたそうですが、広野の子は絵もよく描いた上に集中力があると関心されていました。
いい卒論が書けることを祈っています。