山梨学院大学附属高校の優勝を祝す
昨年は沿道で応援した全国高校駅伝。男子の部では、山梨県の山梨学院大学附属高校が初優勝を飾りました。誠に、おめでとうございます。
駅伝ファンなら先刻ご存じのように、日本の長距離ランナーに刺激を与えようと、ケニア人留学生を最初に受け入れたのは、自分の記憶に間違いがなければ、山梨大学でありました。今をさかのぼること20数年も前のことです。
このことが日本の長距離ランナーに刺激を与えたことは間違いありませんが、反面、いろいろな問題も含んできました。これに影響はすぐに高校駅伝にも押し寄せ、ある東北の高校などは、高校駅伝の1区と3区にケニア人留学生を走らせ、圧勝したこともありました。
この対策としてのルール改正は、外国人は1区10000メートルだけ走れるという時期を経て、今では3区の約8000メートルだけ留学生が走ってもよい区間となっています。それでもこの2・3年は、ケニア人留学生のいる、仙台育英、広島の世羅、愛知の豊川高校などの優勝が続いていたのでした。
今年も有力選手(カマイシという名)を要する世羅高校が最有力視されていたのですが、この選手がふだんの実力の3割程度しか発揮できず、最終区の9区は4校(山梨・福岡の大牟田・三重の伊賀白鳳・世羅)が抜きつ抜かれつの大接戦となりました。全国高校駅伝史上最高におもしろかった大会であったろうと思っています。
トラック勝負となり、最後はスプリントに勝った山梨大学附属の西田選手が競り勝ったのですが、不思議なことにこの高校には、当然いるであろうと想定されるケニア人留学生がいなかったのでした。
何も留学生を忌避するつもりはありませんが、久々の日本人だけのチームの優勝に心躍ったものでした。ちなみに、私が応援していたのは、伊賀白鳳でした。この学校は、旧高校名を上野工業高校と言い、広野幼稚園のききょう塾が時折、寄せていただく、伊賀上野市にあるからでした。
2013/12/24 4:22 PM | カテゴリー:幼稚園からのご連絡 | 投稿者名:園長